検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,135 hit

* ページ17

シフォン「ハイネ……ッ」


私はドバっと涙を流すとハイネに親指で涙を拭かれた。ブルーノ王子も泣いてしまった。レオンハルト王子達もやってきてブルーノ王子が駆け寄った。私は涙目になるとぽんっと肩を叩かれた。


ハイネ「シフォンもよく頑張りましたね」


そう言い私はブルーノ王子と共にロマーノ側に戻った。そこへヴェンヴィン先生がブルーノ王子に詰め寄るとばっと私はブルーノ王子の前に立つ。


シフォン「お言葉ですがブルーノ王子は!結果に悔いの残らないいい勝負をしました!」


ヴェンヴィン「何……!?」


シフォン「貴方にとっては都合が悪いのかもしれないけどブルーノ王子を責めても結果は……」


ヴェンヴィン「黙りなさい!!」


私に教鞭を向けユージン達は詰め寄られるとプルプル肩を震わせながらじっとヴェンヴィン先生を見据えた。ユージんが歯向かうと顔色が変わり__


ヴェンヴィン「教師に楯突くな!」


シフォン「ユージン!!」


私は咄嗟にユージンを抱きしめ頬に教鞭が当たった。


ばちんっ


ヴェンヴィン「この出来損ないめっ!」


ばちんばちんと私達を叩き続けるとハイネが血相をかけ怒声を上げた。


ハイネ「何をなさっているんです!!その手を離しなさい」


シフォン「ハイネ……」

*→← *



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミミ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月19日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。