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ハイネ「シフォン不足です…早く帰ってきてくださいね。お預けはもうたくさんです」
シフォン「ひゃ、ひゃい…!」
ハイネ「帰ってきたら……貴女のハジメテもらいますから」
ハイネはこつんとおでこをくっつけ目を閉じると私は顔が茹蛸になるのを感じつつこくんと頷くしかなかった。ごーんごーんと催し物が解されると同時に鐘がなる。ローゼンベルク伯爵が来賓の皆様のお相手をしていた。一方の私達はびりつく空気が流れる中私はブルーノ王子達に駆け寄った。
シフォン「皆様なら大丈夫です!リラックスして頑張ってください!」
ぐっと握り拳を作るとブルーノ王子は安堵した顔をした。イヴァンとユージンはぎくしゃくした顔をし目をそらしていた。
ヴェンヴィン「__では!只今より両国憂国の催し物を始めさせていただきます!」
シフォン(みんな……がんばれ!)
私は王子様を見つめた…一回戦目は○○○王子とユージン王子のスピーチ対決。ユージンの様子が変だ…王子らしい発言…私はおろおろしていると○○○王子がそんなユージンを庇い自分のスピーチを始めた。
○○○「みんな!伝えたい…!」
ヴェンヴィン先生達が制止の声をかけ止めるがぎろりと○○○王子が睨みつけチタデッタさんがびくりと逃げていった。
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