ネタ ページ16
「じゃあまたね、アカネ!」
「う、うん?」
手を振る無一郎の言葉の意味が分からず私は無一郎に手を振り返した。すると背後から悪寒がした。恐る恐る振り返ると凄い形相でこちらを見てくる善いつの姿があった。
「アカネだぁ?俺だってあんまり読んだことないのにさ!柱だからって植から目線すぎませんか!!?」
「無一郎は優しかったよ?善逸」
「あーー!!彼氏の俺よりあんなやつの肩もつのね!!?浮気だ浮気!!」
「はぁ!!?」
それは心外だとカチンときた私は反論した。
「善逸だって!私というものがありながら禰豆子禰豆子って!しかも手なんか握ってて!そちらこそ浮気じゃないの!!?」
「いやー…そ、それは……」
「善いつなんて知らないっ」
ぷいっとそっぽを向くと後ろから善いつは抱き締めてきた。それにド○○キしていると耳元で「……ごめん、アカネちゃんごめん」と首に顔をうずめる彼に私は俯いた。なんかうまく言いくるめられた気がする……ハグ一つで許してしまう私は相当善いつにおぼれているらしい。
「そういえば髪の毛……」
「気合い入れようと思って……」
「何でよ!!?なんでそんな前のめりなの!!」
「ちょ…善逸耳元だから大声出さないで」
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年4月14日 21時