第1話 ページ2
――――――ユイが来てから1週間――――――――――――――
貴方「………小森ユイ、そこをどきなさい。私の前に立つことは許されないのよ」
ユイ「ご、ごめんなさい………」
貴方「…だから人間は嫌なんだ。自分が助かるためには他の奴がどうなろうと関係ないものね。ほら、見てみなさいよお前の足元」
ユイ「え、…………ぁ」
「ニャ゛」
貴方「シルヴィアが可哀想だとは思わないの?おいで」
「ニャーン」
シルヴィア
・主人公が飼っている猫
・使い魔
・主人公が生まれた時からいた
・人の姿になれる
・黒の毛に赤の瞳
・性別は女
ユイ「大丈夫?……シルヴィア……」
アヤト「なーに気安くシルヴィアの名前呼んでんだよ。グレースに好かれてないくせによ……ククッ」
ユイ「でも……」
貴方「でもじゃないわ。お前は大切な存在が死んだ事、ないでしょ?だからそんなこと言えるんだよ。」
アヤト「ククッ………」
貴方「だからお前みたいな人間、私達ヴァンパイアの前にひれ伏せばいいんだ。」
ユイ「それはいくらなんでも…………」
貴方「口答えする気なのね!!許さない!シルヴィア!!」
ガバッ
ユイ「キャッ」
シュンッ
シルヴィア「さっきから貴女と言う人間は………私に怪我をさせ、更にはご主人様に口答えするとは。」
ギュ
貴方「シルヴィア久しぶり…//」
シルヴィア「グレース様の機嫌をそこねるとは…………許さん!!」
パァァァ
ユイ「何を……!」
貴方「貴様の血の匂いを倍にしたのよ……これで貴様はしばらくの間お兄様達に吸われ続ける黒笑」
シルヴィア「グレース様、もう時間の限界ですッ…………」
シュンッ
貴方「ありがとう、シルヴィア」
「ニャーン」
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作者名:mai.syu | 作成日時:2014年11月29日 13時