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第40話 ページ40




2週間後


A「健水、見て」


健水「ん?」


ある日の昼休み

Aが突然俺に何かを押し付けてきた。


茶色い封筒に


『合格通知』


そう書かれていた。


健水「え、まさか、これ」


封筒とAの顔を交互に見る。
Aは満面の笑みだった。


A「合格したよー!」


健水「やったやん!ようやった!」


廊下で騒ぎまくった。


健水「じゃあ、飯いくか!」


A「うん!連れてってー!」


ホントによかった。
5、6時間目は喜びすぎで疲れて寝ました。


放課後


虎次郎「んで?告んの?」


健水「ちょちょちょ声でかいやん。」


美穂がいる教室で、わざわざ大声でそんなことを言ってるこじくん

美穂はこっちをギロっと睨んできた。


虎次郎「だって、健水にまだ好意があるからここの教室でわざわざ勉強してるんでしょ?だったら、ちょっと分からせてあげないと。」


健水「考え方が鬼すぎて聞いてる俺も辛いで?」


虎次郎「あらそう?」


健水「まぁ、俺は付き合いたいって思うけど。」


虎次郎「ご飯食べいくんでしょ?だったらその時言えばいいじゃん!」


健水「やっぱりその時かなぁ。」


虎次郎「それしかない。今から服考えとけ」


すーごい緊張しちゃってるんですけど
なにこれ、病気ですか?

その日にLINEで、ご飯は11月の11日に行くことにした。いわゆるポッキーの日?

健水「…ポッキー持ってくべきなんかな。」

いや、悩みどころはそこじゃないねん。
どうやって想いを伝えよう


でもやっぱり、真っ直ぐに自分の思ってることを伝えるべきやな。

よし。

その日はなかなか眠れませんでした。

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作者名:舞茸 | 作成日時:2017年11月11日 23時

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