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三王寺「決して諦めてはいけません。天が崩れても、抜け出る穴はあると言うじゃないですか。希望を持ちましょう!」
響「そうだよ!諦めちゃ駄目……って三王寺に同調しちゃった!?もう、黙っててよ三王寺!何で急に話に加わって来るの!?」
三王寺「いえ、私がもし黒幕である事を明かさなかったら恐らくこの様なキャラだったのではないかと思いまして。お姉さんも褒めて下さいましたし、私自身もやってみたかったので凄く残念ですよ。おほっ!」
空「どうでも良いですから、とりあえず死んで下さい」
すると、また食堂のドアが開いた
鳳「ハァ…ハァ……」
「あ、鳳さん。ようやく来たんだね。今まで何処に」
鳳「思い出したんだ」
空「え?何をですか?」
鳳「記憶だよ、記憶!戻って来たんだ僕の記憶が!とりあえず皆、この写真を見てくれ!」
そう言うと鳳さんは一枚の写真を取り出す
「!?」
何故これがここに……っ!
その写真は上部が少し破れている写真。鳳さんの同級生である希望ヶ峰学園79期生の集合写真だった
空「鳳さん、この写真は一体」
響「誰?この人達」
鳳「この人達は僕の希望ヶ峰学園での同級生だよ」
知恵袋「ど、同級生!?」
奏「ちょっと待って下さい。鳳さん、貴方前に言っていましたよね?貴方はその同級生達と今の私達の様な殺人ゲームを経験したと。それで生き残ったのは貴方を含めた3人だけだと」
鳳「うん。この写真を見て、部分的に記憶が戻って来たんだ。僕の友達の姿が……兎に角。これは入学してから数ヶ月後に撮った写真だよ。よく見ると僕もいるし、銘苅も居る」
そう言って鳳さんは自分と銘苅さんを指さす
虹上「え?う、嘘だぁ!この可愛い子が鳳さんなんですか!?全然別人ですよ!」
歌舞谷「いや、今はそこじゃないでしょ!それで」
鳳「うん。奏の言う通り、僕達は拉致されて殺人ゲームを強要された。そこで僕と銘苅ともう一人。金城剣って人が生き残ったんだ。残りの人達は全員死亡して生き残った僕達が力を合わせて作ったのが今、僕が所属している組織『如月機関』だ!」
「……鳳さん。この写真は一体何処で?」
鳳「分からない。遊園地を調査していたら空から突然、一枚の写真がひらひらと落ちて来て…手に取って見てみたら頭の中に電流が流れた様な衝撃が走って、僕の同級生の記憶が戻って来たんだ。だから…痛っ!」
すると突然、ずっと黙って見ていた帝が鳳さんから写真を奪いとった
河西「何やってんだ!三王寺」
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ホルン(プロフ) - 分かりました。その展開を入れるとなると、四章が盛り上がり所ですね笑。考えてみます (2020年10月4日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - あっ確かに!!三王寺が嫉妬してた!(のかな?)いやーこういう展開入れてもらえると私達夢女子が喜ぶので、これからもたまーに入れてほしいナー。なんて…ハハハ……。 (2020年10月4日 14時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - まぁそうですね。本来なら前回の更新は何も無く本編通りに書こうかと思っていたんですが、この小説を読んでいる友人から三琴と讀琴要素を加えたなら夢主の取り合い要素を加えた方が良い!とか言われまして、、若干そうしてみたんですが書くのはやはり難しいですね (2020年10月4日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - …前から思っていたんですが、なんか夢主ちゃんが加わることによって、物語が面白い方向に進んでいっている気が……。( ´艸`) (2020年10月4日 10時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!分かりました、少し考えてみますね! (2020年10月3日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホルン | 作成日時:2020年9月1日 18時