139 ページ42
「良ければ、奏ちゃんは私達と一緒に行動しない？報告会の時間である昼までそんなにある訳じゃないから、この時間だけでも」
虹上「そ、そうですね。一緒に回りましょう奏さん」
奏「え？いえ、私は」
響「うーん、ろーちゃん達がそこまで言うなら仕方ないね。じゃあ奏は２人と行動しなよ。私はせっちゃんとプールに居るから」
奏「で、でも」
響「そんなに寂しがらないでよ奏！奏もいつまでも私の後ろを付いてくるだけじゃ駄目でしょ。じゃあ、奏をよろしくねろーちゃん達！」
虹上「は、はい。任せて下さい響さん」
「プール、楽しんで来てね」
そう言うと響ちゃんは雪花ちゃんの元に走って行った
良かった。これで、報告会までは雪花ちゃんの監視の心配は無い。雪花ちゃんも性格上、１人っきりでいる響ちゃんを放っておく訳が無いから一緒にプールで遊ぶ事を断る事はしないはず。でも
私はチラッと奏ちゃんの方を見てみる。すると、奏ちゃんは凄く不服そうな顔をしていた
私は少しでも雪花ちゃんがプール遊びを断る可能性を下げる為に奏ちゃんを引き剥がした訳だけど、やっぱり良くなかったかな。でも奏ちゃんがいると、もうしかしたら雪花ちゃんは『私は良いから２人で遊んで来なよ』とか言うかもしれないしね
とりあえず奏ちゃんとの会話内容を考えていると
虹上「か、奏さん！」
奏「はい？」
虹上「大分前ですが奏さんとは『どうぶつフレンズ』のキーホルダーの話をしましたよね。あの時は幕之内さんに止められて、その後も色々とあったので出来ませんでしたが、ずっと話したいと思っていたんです！奏さんは漫画が好きなんですか？」
奏「まぁ…少しなら好きな漫画もありますが」
虹上「本当ですか！どんな漫画が好きなんですか？」
奏「死体パーティーとか、ですね。面白かったのは」
虹上「いきなりハードコア！」
おぉ、いろはが居てくれて本当に良かった。このまま重い空気のままだったらどうしようかと思ったよ
そう思いつつ、私も漫画の事はよく知らないけどこのまま黙っている訳にはいかないので少し話に加わる
「し、死体パーティー？とりあえず名前からしてホラー系の漫画なのは想像出来るけど。一体どういう内容の漫画なの？」
虹上「さ、さぁ。僕、ホラーは苦手なので」
奏「えっとですね、死体が」
虹上「あぁあっ！言わなくていいです！言うなら僕の居ない所でして下さい！」
「そ、そう？」
奏「…では、反対に虹上さんはどんな漫画を読むんですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ホルン(プロフ) - 分かりました。その展開を入れるとなると、四章が盛り上がり所ですね笑。考えてみます (2020年10月4日 20時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - あっ確かに！！三王寺が嫉妬してた！(のかな？)いやーこういう展開入れてもらえると私達夢女子が喜ぶので、これからもたまーに入れてほしいナー。なんて…ハハハ……。 (2020年10月4日 14時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - まぁそうですね。本来なら前回の更新は何も無く本編通りに書こうかと思っていたんですが、この小説を読んでいる友人から三琴と讀琴要素を加えたなら夢主の取り合い要素を加えた方が良い！とか言われまして、、若干そうしてみたんですが書くのはやはり難しいですね (2020年10月4日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - …前から思っていたんですが、なんか夢主ちゃんが加わることによって、物語が面白い方向に進んでいっている気が……。( ´艸｀) (2020年10月4日 10時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！分かりました、少し考えてみますね！ (2020年10月3日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホルン | 作成日時：2020年9月1日 18時
