黒幕側の超高校級の？？？【３】

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讀賣「いや、その質問に答えて何になるって…」

「日經にとってはそうでも、私にとっては凄く重要な事なんだよ。最重要。だからお願い。巫山戯ないで、ちゃんと答えて欲しいんだ」

そう言うと、日經は戸惑ったが私が本気なのが分かったのか、軽い溜息をついて質問に答えた

讀賣「…そんな訳無いだろ。僕は姉さんと話すのが嫌だと思った事なんて一度たりとも無いよ。寧ろ……いや！本当に何言わせるんだよ！？」

「寧ろ？その後、何を言おうとしたのかは分からないけど。兎に角、私と話をするのは嫌では無いんだね？」

讀賣「当たり前だろ。三王寺なら兎も角、姉さんは嫌ではないよ。というか、何？こんな質問するって事は姉さんは何か僕に嫌われる様な事でもしたのか？」

「え？ううん。そういう訳じゃなくて…本当に何でもないの。単に聞いてみたかっただけ。だから気にしないで調査しよう２人共。奥はまだ入ってないよね」

讀賣と虹上「え！？」

私は戸惑う２人の手を引っ張って奥に入っていった

「ここは祭壇？」

すると、そこには文字が書いてあったので読んでみる

「えぇと『大切な人物の身体を捧げよ。然すれば悪魔が降臨して願いを叶える』か。へぇ、凄いね２人共。このお化け屋敷、ちゃんとコンセプトがある……って何で２人共、そんな後ろに？」

虹上「だ、だって祭壇なんて何が起こるか…」

「大抵、何も起こらないと思うけどね。最低限、悪魔が降臨しない限りは、、でも大切な人物の身体を捧げよ、か。そんな事をしてまで叶えたい願いってある物かな。いろははある？」

虹上「い、いえ。僕には無いです。お姉ちゃんはあるんですか？」

「私は叶えて欲しい願いは無くはないけど。でも、そこまでして叶えたい訳じゃないかな。大切な人物なんて私の場合、ボイドの誰かを捧げないといけないしね」

虹上「えぇええっ！？ぼ、僕は捧げないで下さい！」

「捧げないよ！？私がボイドの誰かを殺せる訳ないでしょう？まぁとりあえず、調査は出来たからアトラクションを出ようか。遊園地、堪能しに行こういろは」

私がそう言うと、いろはは凄く嬉しそうに早く行きましょうお姉ちゃん！と言ってこの祭壇から出て行く。私もそんないろはを追い掛けて祭壇を出ようとしたが

「あ、日經。良かったら日經も一緒に行かない？」

讀賣「…姉さん。忘れたのか？僕は今は単独行動をしてるんだ。そんな僕が２人と一緒に行動なんてしたら、他の奴らに怪しまれるだろ」

「あぁ、確かにそうだね」

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