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光目「それが貴方の出した結論なのね」
真行路日「ええ。貴方には分からないでしょうね。私達の痛みが、苦しみが。知りたいならその優秀な読心術で私の心を読んでみたらどう！？」
光目「……そう。今になってやっと君の心を知れたわ」
真行路日「え？」
光目「ここ数日、真行路日は私に執拗く近寄って来たでしょ？流石は超高校級の俳優というか、私の能力でも疑いようのない、純粋な心を演じてた。まぁ君の本当の目的はボイドにとって邪魔となる私を監視する事だったみたいだけど」
真行路日「それは…」
光目「余りにも純粋な好意、汚れ１つ無い純粋な心。それが寧ろ仇となって君がボイドだと気づく事が出来た。彼女については、貴方と真逆だったけど」
真行路日「真逆？」
光目「ええ。彼女はどれだけ私が心を読んでも何も感じ無かったわ。それは別に心が読めない訳じゃなくて感情を全く感じ取れないの。君の演技の様な純粋さもだからと言って何か裏がある様な不純さも、一切ね」
真行路日「……っ！」
光目「まぁ彼女の件については後で聞くわ。今は君の話だから。私は演技で作り上げた真行路日の心を知る一方で君の本心を知りたかったの。どんな理由があれ、人の心を無差別に読んでしまう私にここまで近寄って来た人は初めてだったから」
真行路日「光目…」
光目「今、君をこうして追い詰める事で初めて、君を理解出来る様になったの。だからこそ君が私達と一緒に居てくれたら良いと思うんだけど……真行路日」
真行路日「……でも」
光目「心配しないで。父親の事も養父母の事も私達が出来る限り手伝ってあげるから」
真行路日「え？どうしてそれを…」
光目「言ったじゃない。君が本心を見せてくれたお陰で、君を理解出来る様になったって。だから君のその暗鬱な過去も、ボイドになった動機も大体分かった」
真行路日「……見たの？」
光目「ええ。勝手に心を読んだのは悪いけど、でも今の君を説得させるにはこの方法しか………真行路日？」
真行路日「……ハァ……ハァ……い、嫌」
光目「！？何、この心は？歪んだ……これは怪物？」
真行路日「嫌、嫌嫌嫌ぁっ！言う事ちゃんと聞きますお金も持ってきます！だから痛いのは嫌ぁああっ！」
光目「待っ、鳳さんっ！！」
真行路日「……という事よ。その後、直ぐにお姉様が来てくれて私を正気に戻してくれたの」
なるほど、そんな事が。それにしても光目こころ、要注意人物だとは思っていたけどこれ程だったとはね
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ホルン(プロフ) - 分かりました。その展開を入れるとなると、四章が盛り上がり所ですね笑。考えてみます (2020年10月4日 20時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - あっ確かに！！三王寺が嫉妬してた！(のかな？)いやーこういう展開入れてもらえると私達夢女子が喜ぶので、これからもたまーに入れてほしいナー。なんて…ハハハ……。 (2020年10月4日 14時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - まぁそうですね。本来なら前回の更新は何も無く本編通りに書こうかと思っていたんですが、この小説を読んでいる友人から三琴と讀琴要素を加えたなら夢主の取り合い要素を加えた方が良い！とか言われまして、、若干そうしてみたんですが書くのはやはり難しいですね (2020年10月4日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
サーナ(プロフ) - …前から思っていたんですが、なんか夢主ちゃんが加わることによって、物語が面白い方向に進んでいっている気が……。( ´艸｀) (2020年10月4日 10時) (レス) id: b8fd1604f5 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！分かりました、少し考えてみますね！ (2020年10月3日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホルン | 作成日時：2020年9月1日 18時
