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そう言っても、もう手遅れらしく、久我君は私と寧々ちゃんの制止の声も聞かずに部屋を飛び出てしまったので、仕方なく私達は久我君について行くことにしました
陽咲乃「ですが、一体何処に行くんですか？久我君。今、A様は行方が分からなくて」
竜胆「司ー！Aー！それと水樹」
全員「！？」
余りにタイミング良く聞こえたその竜胆先輩の声の方に行くと、そこには
陽咲乃「竜胆先輩と司先輩と伊織君。そしてA様が居ますね。まさか、こんな所に居たとは」
叡山「何がまさかだよ？ここは俺達の教室の前だぞ」
紀ノ国「同意見ね。普通なら一番最初に確認するべき場所だと思うんだけれど？」
陽咲乃「え？そ、そうですか？まぁ、兎に角今は食戟を申し込める雰囲気では無さそうですね。残念です」
一色「そうだね。なら、申し込める雰囲気になるまでここで４人の話の盗み聞きでもしていようか」
紀ノ国「盗み聞きって…別に私は」
陽咲乃「寧々ちゃん、静かに！A様の声が聞こえませんから！」
こうして私達はA様達の会話に耳を澄ませました。すると、会話が聞こえてきます
「竜胆は今まで何処に行っていたんだっけ？」
瑛士「確か南米じゃなかった？」
竜胆「おう！中々だったぞ！」
伊織「そうですか。何よりです。それと別に構いませんが、俺の事はついでみたいな言い方しましたね？竜胆先輩」
竜胆「そうかー？悪い悪い。それより聞いたぜA。まさか、私が留守の間にやっちゃうなんてな。流石に酷いぞ。それに司も。何で私には教え無かったんだ？教えてくれれば、私は無理矢理にでもここに帰って来たってのによー」
「？えっと、竜胆」
瑛士「何の話？」
竜胆「何って決まってるだろ。久我との食戟だよ。したんだろ？Aが」
瑛士「くが？…誰だっけ？それ」
全員「！？」
竜胆「おい、大丈夫か？司。司は見たんだろ？Aの食戟」
瑛士「え？うん。Aの食戟は見たけど…」
伊織「司さん。久我はお嬢と食戟した唯一の一年生の生徒ですよ。ほら、紅葉狩りの時に来てそうそうお嬢に食戟を申し込んだ」
瑛士「紅葉狩り…あぁ！あの四川料理の子か」
竜胆「やっとか。しっかりしろよなー司。で、どうだったんだ？A」
「え？どうって…勝負には勝ったけど」
竜胆「あっははは！当たり前だろー！Aが負けるワケねぇーもんな。ただ、どんな感じだったのかなって思ってよ。何せ、初めてだろ？Aが同級生と食戟するのは」
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shoko0619(プロフ) - ありがとうございます。凄く嬉しいです。 (2020年11月8日 10時) (
レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しいです。分かりました。色々あって、中々更新出来ませんでしたが才波朝陽オチで少し考えてみますね (2020年11月8日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ホルンさんの小説大好きです。もしオチがあるのでしたら才波朝陽がいいです。 (2020年11月8日 8時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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