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私は声の方を振り返るとそこに居たのは
「照紀。どうしたの？何か私に用でも」
久我「Aさぁ」
「ん？」
久我「______________出るつもりなんでしょ？次の２ｎｄ、ＢＯＵＴ。司さんと一緒にさ｣
「！」
…気付いてたんだ
私はそう思いつつ、少し笑って答える
｢そうだって言ったら？｣
久我｢んもう、聞き返すなんて意地悪意地悪っ！照紀君はこの瞬間を今か今かと待ってたのにさ！ねぇねぇねぇ！Aなら聞いてくれるっしょ？」
「え？何を？」
すると照紀は「だからさー」と言ってさっきまでの巫山戯た感じから一気に雰囲気が変わり、いつものチャイナ服のポケットに手を入れた状態で私の方へと歩みを進めて来て言い放った
久我「次の食戟で俺と戦ってちょ｣
「…照紀。悪いけど私は……！？」
私はふと見てみると、照紀の手が微かに震えている事に気付いた。それを見て私はちょっと笑う
久我「ちょっ！人が珍しく、真面目な話をしてる時に何笑ってんのさA！」
「あぁ、ごめん。でも、緊張してるなら私が解してあげようか？照紀。丁度創真君が恵ちゃんにやっていた緊張を解す方法を知っているけど」
久我「は、はぁ！？し、してねぇーし！緊張なんて、この久我照紀がする訳ないっしょ！！」
「え？緊張くらい、誰でもするとは思うけど、、まぁ良いよ。分かった照紀」
私は歩み進めて来た照紀に更に近付いて言う
「次の２ｎｄ、ＢＯＵＴ。私は第１カードに出る。第２、第３には竜胆と瑛士が出る予定」
久我「！」
「精々、勝てる様に対策でも考えておいで。さっきからそこで聞いている創真君と一緒にね」
創真「えっ？」
久我「え？ゆ、幸平ちん！？」
壁の死角から創真君が出てくる
創真「いやぁ、すんません。盗み聞きをするつもりは無かったんっすけど」
「大丈夫。盗み聞きしてるのは君だけじゃないから。ほら、そんな所に居ないで早く戻るよ、瑛士」
創真「え？あ、司先輩！」
久我「つ、司っさん！？」
すると瑛士は出て来て慌て始める
瑛士「か、勘違いしないでね！俺も盗み聞きしようとした訳じゃなくて、控え室に戻ろうとしたらAと久我が話してて戻るに戻れなくなっただけで」
「分かってるよ。じゃあ私達は戻るから。２人共、また後で」
そう言って私は未だに困惑している瑛士の手を引っ張って控え室に戻る
「ただいま」
竜胆「おー、おかえり２人共。それでA、飲み物は？」
「あ、忘れてた」
叡山「お前、何しに行ったんだよ？」
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shoko0619(プロフ) - ありがとうございます。凄く嬉しいです。 (2020年11月8日 10時) (
レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しいです。分かりました。色々あって、中々更新出来ませんでしたが才波朝陽オチで少し考えてみますね (2020年11月8日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ホルンさんの小説大好きです。もしオチがあるのでしたら才波朝陽がいいです。 (2020年11月8日 8時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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