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紀ノ国「(確かにその通りだわ。手際は確かだし、私の背後をピタリと追っていると言っても良い。でも現状、蕎麦単体のクオリティーに差がついてる事も事実)」
「………。」
紀ノ国「(いくらAが認めた料理人と言っても限度があるわ。断言出来る、君の勝利は絶対に有り得ない。そこで、更なる勝算でもあるというのなら見せて御覧なさい。幸平創真)」
創真「…ふぅ」
一色「いいぞ。落ち着いてるね、創真君｣
創真｢うおっ！い、一色先輩？調理は？｣
一色｢あぁ、僕の事は気にしないで。今、炭火の火起こし中でね。それにメンバーを鼓舞する事もチームワークの１つさ！｣
創真「そ、そうなんすか？」
創真君がそう言った次の瞬間
？｢一色ッ！余所見はそこまでにして貰う！！｣
という、会場の注目を集める大きな声が響き渡った
？｢料理っていうのは卓の上だけのものじゃないんだ。調理中の俺達の立ち振る舞い。それらも全て含めた芸術。つまり、俺達自身も芸術作品の一部って訳だ｣
その声の主は慧の対戦相手
？｢一色。俺と向き合って１つの芸術を作ろう。俺とお前なら出来る。さぁ、織り成そうぜ！最高の競演、セッショーネをっ！｣
その言葉に慧は少し考えて答える
慧｢えっと…ごめん。君、名前何だっけ？｣
…えっと。なんと不憫な事だろう。慧の対戦相手は凄く落ち込み始めた。まぁ、慧の対戦相手ー、、とか言っている時点で気付いたかもしれないけど。実は私もその人の名前を覚えていない
竜胆「おい、一色！！竜胆先輩は悲しいぞ！同級生の名前位ちゃんと覚えろよな！な？A！」
「え！？あ…そう、だね。うん。良くないよ。同級生の名前は出来るだけ…覚えないと…」
瑛士「…もうしかして、A。Aも名前を忘れたんじゃ」
「そ、そんな事は無い…と思う」
竜胆「…マジかー、A」
紀ノ国「流石にセントラルのリーダーが仲間の名前を忘れるのはどうなの？」
斎藤「不憫だな」
茜ヶ久保「可哀想。ね？ブッチー」
「う…」
慧「いや、そんなに落ち込む事は無いよA。それと竜胆先輩。髪、アップにするの似合ってますね」
竜胆「お、そうか？ありがとなー」
？「いや！会話弾ませないでくれますか！？」
するとその人は良いさと呟き、叫んだ
？「良いさ一色にA！この勝負で刻んでやるッ！お前達の心に俺の存在をな！！｣
「え？私は別に……とりあえず、名前何だっけ？」
白津「白津樹里夫だ、白津樹里夫！十傑第８席の！」
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shoko0619(プロフ) - ありがとうございます。凄く嬉しいです。 (2020年11月8日 10時) (
レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しいです。分かりました。色々あって、中々更新出来ませんでしたが才波朝陽オチで少し考えてみますね (2020年11月8日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ホルンさんの小説大好きです。もしオチがあるのでしたら才波朝陽がいいです。 (2020年11月8日 8時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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