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陽咲乃「えりな様？」
えりな「あ、いえ。何でも無くて」
創真「しかしまぁ、薙切にあそこまでバシッと言われたら、俺達も命賭けるしかないな｣
全員「え？」
伊織「幸平？いきなり何を…」
創真「よし！」
突如、幸平は何か思い立ったかのようにパチンと手を叩いて言った
幸平「タクミに田所！それに伊織先輩に花宮先輩も。ちょっと生徒手帳を出して貰えるっすか？｣
恵「え？生徒手帳？」
陽咲乃「それは別に構いませんが」
タクミ「幸平。一体何をするつもりで」
伊織「あぁ、そういう事か。確かにそれは必要な事だな。ほら、幸平」
一足先に幸平の考えが分かった俺は幸平に自分の生徒手帳を渡す。他の３人も不思議そうな顔をしながらも幸平に生徒手帳を渡した。そして
創真「薙切」
幸平はえりなお嬢に自分の生徒手帳を含めて俺達５人の生徒手帳を渡す
創真「進級試験、生き残ろうって俺達を最初に引っ張ったのは薙切だからな。伊織先輩や花宮先輩みたいに忠誠を誓うのは嫌だけどよ、お前が俺らの神輿だ」
えりな「！」
創真「俺らの命、お前に預けるぞ！宜しくな薙切！」
その言葉を聞いて幸平の後ろにいた俺達も微笑む。するとえりなお嬢は自信満々の表情を浮かべて言った
えりな「お任せなさいっ！」
そんなえりなお嬢をみて俺は思う
伊織「(お嬢に教えてやりたいな。今のえりなお嬢はお嬢が守ってやる必要なんて全くない。自分で自分を…いや、自分だけじゃなく皆を守れる立派な人だと)」
陽咲乃「伊織君？行かないの？おーい、伊織君！」
伊織「ん？あぁ、何だ？陽咲乃」
陽咲乃「あれ？聞いてなかったの？電車に戻るって」
伊織「電車…そうか。悪い、少し考え事をしてた。戻るぞ陽咲乃」
陽咲乃「え！？ま、待ってよ伊織君！」
こうして、俺達は電車に戻り特訓を開始した。堂島先輩達に協力して貰いながら俺達も幸平達に料理を教える。そして進級試験もクリアしていき、１ヶ月が過ぎようとしていたこの日。遂に
伊織「…遂にこの日が来たな」
陽咲乃「うん。本当、あっという間でしたね」
恵「はい、だけど」
タクミ「だけど、俺達も以前とは違う。特訓の成果、存分にセントラルに見せてやろうじゃないか」
えりな「ええ、そうね。お姉様達に見せつけてやりましょう。私達のこの１ヶ月で身に付けた技術を」
創真「おう！お前ら、絶対に勝つぞ！その為に頼れる仲間も揃ったしな！」
伊織「あぁ。俺達は勝つ。例え」
_________例えお嬢が相手だとしても！
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shoko0619(プロフ) - ありがとうございます。凄く嬉しいです。 (2020年11月8日 10時) (
レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて凄く嬉しいです。分かりました。色々あって、中々更新出来ませんでしたが才波朝陽オチで少し考えてみますね (2020年11月8日 10時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ホルンさんの小説大好きです。もしオチがあるのでしたら才波朝陽がいいです。 (2020年11月8日 8時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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