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こころ「別に…そういう訳じゃないわ。ただ、消し忘れただけ。何せ、余りに色々なデータが多いから。実験室から逃げ出して、外部と接触した時点で、原始的な感情は消えしまったに等しいの。それだと、何の意味もない。これは既にゴミデータよ。残す理由も無いわ」

「……そう。なら、消しても良い?これ、想像以上に容量が重過ぎる。今からそこに、これからするデータ結果を送ろうと思っているから…それなりの容量が空きがないと困る」

こころ「ええ、構わないわ。直ぐに消して頂戴。言ってしまえば、貴方達が開く前まで、私はそのフォルダーがあること自体知らなかったわ」

三王寺「!……その、こころさん」

こころ「何かしら?」

三王寺「あの……いえ、数多くの犯罪を犯してきた私が今更、倫理を問う資格は無いですね。すみません、何でもありません。気にしないで下さい」

こころ「そう。…貴方は確か、幼い頃から孤児だったと言っていたわね」

三王寺「え…あ、はい。そうですが…」

こころ「……なら、この話は貴方にとっては酷だったかしら?…ごめんなさい。無神経だったわ」

三王寺「!?い、いやいや!こころさんが謝罪するような事ではありませんよ。私は大丈夫ですので!」

こころ「………。なら、良いのだけど…それで、A。貴方はさっきから何をしているの?」

「!…別に。折角だし、消す前にデータの一部だけでも、見ておこうかと思って…。でも、やっぱり私の予想は正しいみたい。『黒川』って苗字を聞いてからまさか…とは思っていたけど、今確信した。君の娘…黒川美佳子だね」

こころ「!?…何で知ってるの?」

「何でも何も…黒川美佳子。彼女は希望ヶ峰学園第79期生の生徒だよ」

三王寺「!え…79期生?ま、待って下さい、Aさん。それって、まさか…」

「ええ。彼女は…『空ろのクラスメイト』だ」

私がそう言った瞬間、帝は机を強く叩いた。それにより、ガンッ!という強い音が部屋中に響く

こころ「何?突然…びっくりしたわ」

三王寺「あぁ、すみません。ですが…私がこころさんに接触したのはあくまでも、私の個人的な調査であり、あの方に出会う為の手段の一つに過ぎませんでした。そのこころさんの娘が夫と逃げて、運良く希望ヶ峰学園に入って、あの方と出会った…?それに、こころさんはAさんを助けるキッカケにもなって……本当にこんな因果が存在出来るのでしょうか?」

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ホルン(プロフ) - NANAさん» コメント、ありがとうございます!イラストは下手なりに頑張って描いたので、そう言って貰えて凄く嬉しいです!これからも早め更新を頑張りますね! (2022年10月30日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - nyankitさん» コメント、ありがとうございます!そう言って下さると嬉しいです!ようやく6章に入ったので、これからも読んで下さると嬉しいです! (2022年10月30日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 続編、おめでとうございます!イラストが本当に素敵です! (2022年10月30日 15時) (レス) @page1 id: db1e235f81 (このIDを非表示/違反報告)
nyankit - おぉぉ!いよいよ16までいきましたか……イラストに居る3人とも全員可愛すぎます! (2022年10月30日 13時) (レス) @page1 id: b2849619e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホルン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年10月30日 7時

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