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空ろ様の意志を尊重する事と、再び地獄に戻る事。そんなの…
？？？「迷う必要もないでしょう？」
空「ッ！平、良…」
虹上「空さん！！」
空「えっ…」
その声に目を向けると、虹上さんが心配そうに私を見つめていました
虹上「だ、大丈夫ですか？急に黙り始めましたけど…」
空「え？あ…大丈夫です。……虹上さん」
虹上「は、はい？」
空「私も貴方と同じ、罪人です。なので…全てが終わったら、一緒に罪を償いましょう。ここから出て、犯した罪の分…必死に」
虹上「………。……はい」
モノクロウ「うーむ。そろそろ、良いか？これ以上だと、流石に危険を伴うぞ」
空「あっ…はい。すみません、モノクロウさん。もう大丈夫です。行きましょう」
モノクロウ「うむ。歌舞谷さんもこっちに来るんだ。次の特異点に移動するぞ」
歌舞谷「！わ、分かったわ」
こうして、私達は再び目を瞑ります
空「………。」
平良茜さん。貴方は私です。私が平良茜…なのに、そう思う度に感じるこの違和感は……何ですか？
そう思っていると
モノクロウ「よし、着いたぞ」
その言葉に私達は目を開けます。ですが…
空「！……え？」
そこは真っ暗な空間でした
歌舞谷「ちょっ！何も見えない！空！何処にいるの！？」
虹上「ひゃあっ！歌舞谷さん、何処触ってるんですか！？」
歌舞谷「あっ…ご、ごめん」
この状況に全員が困惑していると
ヒュっ…
という音が聞こえます。その次の瞬間…
全員「！？」
一気にこの場が明るくなりました
モノクロウ「す、すまない。大丈夫か？」
虹上「よ、良かった。明るくなりました」
歌舞谷「え、ええ。でも…何処よ？ここ。次の特異点って、バベルの塔じゃないの？」
歌舞谷さんの言う通り、この場はバベルの塔ではなく、ただデジタル文字が浮かんでいるだけの何にもない空間でした。私達は立っているので、最低限床はあるみたいですね
モノクロウ「うむ、安心しろ。ここは紛れもなく、殺人が起きたバベルの塔・地下動力室！…の残骸だ」
空「残骸？」
モノクロウ「知っての通り、４番目の島は讀賣君が作った領域の為、バベルの塔は元プログラムに存在しないオブジェクトだ。だからこそ、バグが発生した今、プログラムは再起動され、元データに無かった塔は完全に削除されている。…だが、塔で起きた因果のデータは残っていてな。それを元に急遽作ったのが、この空間なんだ」
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ホルン(プロフ) - NANAさん» コメント、ありがとうございます！イラストは下手なりに頑張って描いたので、そう言って貰えて凄く嬉しいです！これからも早め更新を頑張りますね！ (2022年10月30日 20時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - nyankitさん» コメント、ありがとうございます！そう言って下さると嬉しいです！ようやく6章に入ったので、これからも読んで下さると嬉しいです！ (2022年10月30日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 続編、おめでとうございます！イラストが本当に素敵です！ (2022年10月30日 15時) (レス) @page1 id: db1e235f81 (このIDを非表示/違反報告)
nyankit - おぉぉ！いよいよ１６までいきましたか……イラストに居る３人とも全員可愛すぎます！ (2022年10月30日 13時) (レス) @page1 id: b2849619e2 (このIDを非表示/違反報告)
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