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空「貴方が何を伝えようとしたのかは分かりませんが…今、こうして私達の前に姿を現したという事は、きっと何か理由があるのでしょう」
モノクロウ「…うむ。流石だな、空さん。半分は当たっていると言える」
空「半分…？」
モノクロウ「まず、一度初期化された俺のデータが、今ここに居る事自体が奇跡なんだ。初期化された時点で俺は死んだも当然だからな。だが、俺が今ここで蘇る事が出来た。…琴宮さんのお陰でな」
空と歌舞谷「！？」
歌舞谷「琴宮の？」
モノクロウ「うむ。ここに来たからには、お前達も知っているだろう？琴宮さんが普通の生徒では無かった事を」
空「…はい。黒幕側の参加だったんですよね」
モノクロウ「その通りだ。だから、必然的に俺を管理…つまり、俺が従っている人物は三王寺君では無い。琴宮さんなんだ」
歌舞谷「琴宮が…？」
モノクロウ「うむ。だが、三王寺君にデータを乗っ取られて、無理矢理初期化されてな。俺ではどうにも出来なかったんだ。本当にすまない…。琴宮さんもこんな事は望んでいなかったんだろう。だから、彼女は三王寺君に乗っ取られる前に、俺のデータの一部を隠してくれていたんだ。それが今になってようやく、この場に出る事が出来た。俺がここに来た理由は、彼女が残してくれたこの数少ない時間を生徒達の為に使おうと思ったからだ」
空「数少ない時間？それに、私達の為に使うというのはどういう事ですか？」
モノクロウ「分からないか？お前達を助けると言ってるんだ。琴宮さんもそれを望んでいるだろうしな。…そして、それと同時にそんな事をする俺を三王寺君が許す訳も無いからな。彼に見つかった瞬間、次こそ俺は本当に消されるだろう」
歌舞谷「琴宮が私達を助ける事を望んでいるって…本気で言ってるの？」
モノクロウ「本気だ。計画通りに動いているだけ…とは言っているが、彼女自身も三王寺君の行動には思う所もあるようでな。琴宮さんの中には、三王寺君の行動を受け入れたい気持ちの他に、彼を止めないといけないと思う気持ちも強くある事を俺は知っている。それが俺がここにいる理由だからな。なら、それに応じた行動をするのが従う者の役目だろう？」
空「………。」
歌舞谷「…助けるって、具体的には何をしてくれるのよ？」
モノクロウ「簡単に言えば、情報提供だな。いくらリセットコードが解除され、歌舞谷さんが記憶を取り戻したと言っても、三王寺君に対抗するにはまだまだ足りない情報があるだろう？」
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ホルン(プロフ) - NANAさん» コメント、ありがとうございます！イラストは下手なりに頑張って描いたので、そう言って貰えて凄く嬉しいです！これからも早め更新を頑張りますね！ (2022年10月30日 20時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - nyankitさん» コメント、ありがとうございます！そう言って下さると嬉しいです！ようやく6章に入ったので、これからも読んで下さると嬉しいです！ (2022年10月30日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 続編、おめでとうございます！イラストが本当に素敵です！ (2022年10月30日 15時) (レス) @page1 id: db1e235f81 (このIDを非表示/違反報告)
nyankit - おぉぉ！いよいよ１６までいきましたか……イラストに居る３人とも全員可愛すぎます！ (2022年10月30日 13時) (レス) @page1 id: b2849619e2 (このIDを非表示/違反報告)
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