黒幕側の超高校級の？？？【１６】

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空ろ様。そして…A


私にとって、貴方達２人は大切な恩人です。地獄の苦しみを毎日のように味わっていた私を、天運という力で救い出して下さった空ろ様…

そして、こんな私を信頼し、空ろ様があの方の下に着くようになってから、段々と増幅してしまった私の迷いを全て打ち消し、素っ気なくも暖かい言葉と気遣いを重ねてくれたA…



私は…貴方達と出会えて、幸せでした。貴方達と過ごした時間は全て、私の宝物です。決して…忘れたりしません



ですが…それと同時に、私は不幸でもありました。Aを…不幸にさせてしまいました。後悔している訳ではありませんが、私はずっとこの時の違う正解の道を考えています。どうすれば、貴方との約束を守れたのか…と



恐らく、私達３人は多くの人から恨まれているでしょう。憎まれているでしょう。死を望む人も中にはいると思います。貴方達はそれに応えることを望むのかも知れませんが……私は今でも、空ろ様とAには生きてほしいと思っています



何故なら……




_______________貴方達が居たから、私はここまで生きてこれたのですから…

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