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空「あの放送は間違いなく、生放送です」

虹上「な、何でそう言い切れるんですか…?」

「あぁ…空ちゃんも気付いたんだね。あのモニターの放送出来る条件に」

空「はい。あの放送室の機材では生放送しか流す事が出来ないんです。設定が生放送になっていましたし、何よりあのモニターには録画機能がありませんでした」

虹上「そ、そんな……」

三王寺「そうですね。私も確認して見ましたが、あの機材では録画は絶対に不可能です」

歌舞谷「なら、あの放送が流れた時に、誰かが西放送室に居たというのは規定事実ね」

前田「うん。そう考えると、やっぱり怪しいのは、その場に居なかった三王寺か、琴宮って事になるけど…」

虹上「………。」

すると、いろはは空ちゃんをじっと見つめる

空「……何ですか?虹上さん。そんなに私を見つめて…何か私に言いたい事でもあるんですか?」

虹上「えっ!?い、いえ…その…」

三王寺「虹上さん。これは、学級裁判です。何度も言うように、一人一人の証言が重要になります。ですので、貴方が何か言いたい事があるのなら、恐れずに言ってみて下さい。頭に出ている考えは、口に出してこそ、話を進めることが出来るのですから」

帝がそう言っても、いろはは複雑そうな顔をして黙り続ける

……いろはの考え、か。彼女も何か確信を持っているみたいだし、聞いた方が良さそうだね

「…いろはちゃん。心配しなくても、大丈夫。何かあれば、私が擁護するから」

虹上「…!は、はい…」

そう言うと、いろははゆっくり話し始める

虹上「その…一番最初に西放送室に着いたのって、空さん…なんですよね?その時には誰も居なかったんですか?」

空「…?はい。放送室に入れた訳では無いので、実際にそうだったのかは分かりませんが…私が来た時には既に人影はありませんでしたし、放送室から物音も聞こえませんでした」

虹上「………。」

空「…何ですか?」

虹上「その…あくまでも、僕の意見なんですけど……それなら放送室に鍵をかけて出た後に、知らないフリをして、放送室の扉を叩く事が出来ませんか…?」

全員「!?」

歌舞谷「…何ですって?」

虹上「ひいっ!!そ、その…い、今のはあくまでも、僕の考えで……別に空さんが犯人だと言った訳では…ッ!」

前田「今のは確実に、空が犯人だって言ってたよ。虹上の考えはつまり、あの放送を流して、放送室を密室にしたのが空って事だから」

歌舞谷「そうよ!!アンタは、空を疑ってる訳!?」

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ホルン(プロフ) - ふぇるまーさん» コメント、ありがとうございます!予想外の展開だったみたいで、良かったです!6章でも色々な展開を考えて行きたいと思います! (2022年10月23日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇるまー - タイトルまで伏線だったなんて、、、! (2022年10月23日 20時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - ライさん» コメント、ありがとうございますライさん!展開を色々と考えて書いたので、そう言って貰えて嬉しいです!これからも更新頑張りますね✨ (2022年10月23日 19時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - おうのぅ…そういうことだったのか…マジかよ…更新されるたびワクワクしてます!これからも頑張ってくださいねー! (2022年10月23日 18時) (レス) @page44 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - NANAさん» コメント、ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!ようやく5章が終わるので、引き続き早めに更新出来るように頑張りたいと思います✨ (2022年10月23日 13時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホルン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年9月4日 13時

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