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______________くしゅんっ！！
ある部屋に、くしゃみの音が響く
三王寺「おや、虹上さん。風邪でもひきましたか？」
虹上「へ？い、いえ。急に鼻がムズムズして……それよりも、その。三王寺さん」
三王寺「はい、何でしょう？」
虹上「あの、いつまで僕の部屋に……いや、それ以前にどうして僕の部屋で横になっているんですか…？」
三王寺「不満ですか？」
虹上「ひぃっ！！い、いえ。別に不満はありませんけど…その、えっと…っ！」
三王寺「おや、何です？どうしてそんなに萎縮しているんですか？虹上さん。讀賣君が死んだからですか？それとも……以前に私が貴方を脅迫したからですか？」
虹上「！……えっと。それもそうですけど……い、今の三王寺さんはいつもと様子が違うというか……その」
三王寺「様子、ですか？……ふふ、そうですね。今の私はとても気分が良いんです！なので、一先ずは安心して下さい。貴方に危害を加える気はありません。いえ、寧ろ今回の件では私は貴方に感謝しているんです」
虹上「感謝……？」
三王寺「ええ。貴方は今回、ボイドの危機的状況でとても上手く任務を遂行してくれました。本当に何百回、何千回と褒めてあげたいですよ」
虹上「………。」
三王寺「おや、信じてませんか？本当ですよ。虹上さん、貴方が『バベルの塔から空さんとお姉さんを突き落とさなければ』、私達は終わりだったと思います。いえ、確実に終わりでした。この状況を変えた虹上さんは本当に、ボイドの救世主ですね！！」
虹上「……そう、ですか？」
三王寺「ええ。勿論、あくまで『天運』の補正に過ぎませんが。客観的に貴方だけの行動だけを評価すると、これだけ愚かな人はいない程です」
虹上「え…？」
三王寺「ふふ、良いですか？虹上さん。私は確かに３回目の学級裁判が終わった後に『殺人をしろ』と命令はしましたが……それを聞いて貴方がやった事は、緻密な計画を立てるのではなく、単に塔の上から落して殺す事。しかも、その時にお姉さんを巻き込んで一緒に落としてしまうだなんて。本当に救いようがない馬鹿なんですから、貴方は」
虹上「！？ち、違……違うんです！僕はお姉ちゃんは落とそうとはしてません！！あれはその、事故で……」
三王寺「ええ、分かっていますよ。そんなに必死に否定しなくても、別に貴方を叱っている訳ではありません。寧ろ馬鹿な貴方のその考え無しの行動がボイドを。そして、お姉さんを救いましたからね」
虹上「え……？」
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ホルン(プロフ) - mineさん» ありがとうございます！そう言って貰えて、凄く嬉しいです！！一応、私なりに色々な展開を考えているので、引き続きこの小説をよろしくお願いします！ (2022年5月11日 15時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mine(プロフ) - コメント失礼いたします。いつも楽しく見ています!!更新楽しみにしております(*^^*)頑張ってください✨ (2022年5月11日 14時) (レス) id: 5d50a221de (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - 乱さん» お久しぶりです！乱さん！コメントありがとうございます！これからも早めに更新出来るように頑張りますので、引き続き読んで下さると嬉しいです！ (2022年5月10日 23時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - お久しぶりです。 続編、おめでとうございます。 (2022年5月10日 22時) (レス) id: 1ce3fcfdb7 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - YUI*pさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！！これからも出来る限り早めに更新出来るように頑張りますね！ (2022年5月8日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホルン | 作成日時：2022年5月2日 13時
