番外編９ ページ40
そう言って私は２人と別れ、帝の元に向かう
「モノクロウ、帝は何処に？」
モノクロウ「三王寺君の部屋にいるぞ。実は三王寺君も他のボイドと同じ様に講堂に呼び出そうとしたんだが……何せ凄い集中していてな。いくら俺が呼び掛ても応じないんだ」
「え、そうなんだ。それは珍しい事もあるものだね。でも…まぁ確かに帝は今、全計画の立て直しをしている訳だから当たり前なのかな。本当に申し訳ない事をしたよ…」
モノクロウ「うむ。それを伝える為にも、無理に俺が呼び出すより、琴宮さんから三王寺君の部屋に向かう方が良いだろう」
「そうだね。帝はドッキリだと知ったら、何て言うんだろう？『計画を立て直す手間が省けて良かったです！』とか言って喜んでくれるかな？それとも、『ドッキリなら早く言って下さい。計画の立て直しが無駄になったじゃないですか』とか言って、軽く文句を言って怒るのかな」
モノクロウ「うーむ、どうだろうな。何せ、三王寺君の行動は誰にも読めないからな。予想を超えた反応をするかも知れないぞ？」
「そう、かな。私的には、こんな感じの反応で終わると思うんだけど」
モノクロウとそんな会話をしていると、遂に帝の部屋の前に辿り着く
「モノクロウ、お願い」
モノクロウ「うむ。本来なら駄目だが、今回は特別だぞ」
モノクロウはそう言うと、帝のドアに触れ
ガチャ
と、鍵を開けた
「ありがとう。なら、えぇと。お邪魔します…？」
私はそう言って部屋に入ると、そこにはモノクロウの言った通り、凄く集中して考え込んでいる帝が居た。それを見た私はモノクロウにこっそり話しかける
『さ、流石に集中し過ぎじゃないかな？後ろを向いてるとはいえ、誰かが部屋に入ってきた事にすら気づかないなんて…』
モノクロウ『うむ。さっきからずっとこの調子なんだ。本当にいくら呼びかけても反応しなくてな…』
『そ、そっか』
なら、私が今声かけても反応するか分からないけど。それでもずっとこうしている訳にはいかないし…
私は勇気を出して
「帝！」
三王寺「！」
すると、帝は直ぐに私の方に振り返り
三王寺「……お姉、さん……？」
「あ、反応したね。良かった。実はね、帝。これはドッキリで____________え」
説明しようと思った次の瞬間、帝は私の腕を引っ張り
「？みか…」
ギュッ
と、私の事を抱きしめてきた
「？……え？」
えっと……何？私は今、何をされて……腕を引っ張られて、そのまま……え？
「え！？み、帝？」
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ホルン(プロフ) - mineさん» ありがとうございます！そう言って貰えて、凄く嬉しいです！！一応、私なりに色々な展開を考えているので、引き続きこの小説をよろしくお願いします！ (2022年5月11日 15時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mine(プロフ) - コメント失礼いたします。いつも楽しく見ています!!更新楽しみにしております(*^^*)頑張ってください✨ (2022年5月11日 14時) (レス) id: 5d50a221de (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - 乱さん» お久しぶりです！乱さん！コメントありがとうございます！これからも早めに更新出来るように頑張りますので、引き続き読んで下さると嬉しいです！ (2022年5月10日 23時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - お久しぶりです。 続編、おめでとうございます。 (2022年5月10日 22時) (レス) id: 1ce3fcfdb7 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - YUI*pさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！！これからも出来る限り早めに更新出来るように頑張りますね！ (2022年5月8日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホルン | 作成日時：2022年5月2日 13時
