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歌舞谷「でも、分かるわ。私も必ず捜し出したい人が居るんだけど。顔と名前を分かっていても人捜しは簡単じゃないもの。ましてや、誰かも分からない人を捜し出すなんて、空にある星を手に取る様なものね」
讀賣「あぁ。でも、そんなある日だった。アイツが僕達に連絡して来たのは」
河西「アイツ？」
讀賣「自身を『三王寺帝』と名乗るヤツが、ビデオレターと共に僕達に接触して来たんだ。アイツはどういう訳か僕達の目的を知っていて。自分は既に僕達が捜していたその人について多くの情報を持っているし、彼に会う準備も出来ているって」
空「と、いう事はつまり、三王寺さんも讀賣さんが言っていたその人に会う為に行動していたんですね」
讀賣「……そこまでは良かった。僕も、姉さんも、他の奴らも遂にチャンスが巡って来たと思った。三王寺帝とかいう輩が何処の馬の骨なのかはさて置き、遂に手がかりが掴めたんだ。でも、いざ話を聞いてみると何か違った」
前田「違ったって？」
讀賣「……話によればその人に会う為には生贄が必要で、僕達の手でその生贄を殺さないといけないって」
河西「！？そ、それって」
歌舞谷「今、私達が置かれてる殺人ゲームの話じゃない！」
前田「ぼ、僕達が生贄だって言うのか！？」
空「何故そんな計画を……そこまでやらなければならない理由があったんですか？」
讀賣「……信じてくれるかは分からないけど。僕達は今まで様々な方法を使ってその人を捜してきた。だけど、絶対に犯罪だけはしなかったんだ。幕之内も真行路日も…勿論姉さんも皆、良い奴らだよ。だから三王寺の提案を聞いた時。僕達は皆、躊躇った」
歌舞谷「た、躊躇うとか言うだけの問題！？殺人よ！その人がアンタ達にとってどれだけ大事なのかは知らないけど、その人に会う為に他人を殺すって事なのに、、私にも捜したい人が居る！でもその人に会う為に殺人をしなきゃいけないなら当然諦めるわ！それが普通よ！」
讀賣「会えなかったら自分が死ぬとしても？」
歌舞谷「え？」
讀賣「僕達があの人を捜していたのは、単純にあの人に会う為じゃない。僕達は命を懸けてその人を捜さなければならなかった。そうしないと、僕達に未来は無い……っ！」
空「それは、どういう事ですか？一体何があって、その人をその様に命を懸けて捜さなければならなかったんですか？」
讀賣「それについてはもう少し後に説明するよ。兎に角、皆。三王寺の提案に戸惑って、僕も最初は断ろうと思った」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！過去についてはこれから少しずつ明かしていく予定なので、早めに更新出来るように頑張りますね (2021年7月4日 8時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞 - 更新お疲れ様です！いつも見てました！今回の更新で夢主の事が少し分かって、ドキドキしています！夢主の過去がどんな物なのか、明らかになるのを楽しみにしています！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 1d1a01f580 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 本当にありがとうございます！！かなにじの恋愛待ってます...！！ (2021年6月23日 10時) (レス) id: 3aa7525b41 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - そうですね。また、話が思い付けば、番外編で入れたいと思います (2021年6月18日 6時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - そうなんですか！じゃあ、またかなにじ入れてくれると嬉しいです...！ (2021年6月13日 7時) (レス) id: e57997fd00 (このIDを非表示/違反報告)
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