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讀賣「アイツの行動は姉さんですら、到底予測出来ない。どんな手を使って来るのか分からないのが、三王寺帝の恐ろしさだよ。だから」
空「讀賣さん？」
讀賣「……だから実は、今も本当に怖いんだ。君達を信じて三王寺に真っ向勝負を仕掛けたけど、姉さんも味方になっていない状態でこんな事をして、本当に良かったのかまだ不安だし」
虹上「よ、讀賣さんん」
そう言って俯く讀賣さんは今まで見た事がない柔弱な様子でした。意地悪で皮肉屋な普段の姿とは違って、心からその人を恐れているのだという事が分かります
河西「……心配すんなよこの野郎。子供向けの漫画なんかに出てきそうな陳腐なセリフだが、俺達が皆で力を合わせれば必ずやり遂げられる。俺は、遅れてでもお前がこうして俺達を信じてくれて嬉しいぜ」
前田「そ、そんなに三王寺が怖いの？でも、君はもう三王寺に喧嘩を売っちゃったし、取り返しは付かないじゃないか。今更とやかく言うつもりは無いけど、そんなに三王寺が怖いなら何で危険を甘受してまで、僕達側に付いたの？」
空「前田さん。わざわざ聞く必要がありますか？讀賣さんの良心がこれ以上ボイド側に居る事を許す事が出来ずに私達を信頼した。これで十分だと思いますが…」
讀賣「いや、空。悪いけど、僕はそこまで良い奴じゃない。僕が裏切りを選択した理由は道徳心や良心。そんな理由というよりは、、寧ろ『憎悪』に近い。三王寺に対する憎悪」
空「！憎悪、ですか？」
讀賣「アイツは僕から全てを奪った様なものだ。アイツのせいで。アイツのせいで姉さんも……ッ！」
歌舞谷「琴宮？どういう事？説明して」
讀賣「本来なら全部バレた時に言うべきだったけど。実は元々、ボイドという組織のリーダーは僕だったんだ」
全員「！？」
河西「な、何だと！？」
讀賣「……君達。ボイドがどうしてこんな事をするのか気になるって言ってただろ？僕達は一体何の為にこんな殺人ゲームみたいな事をしているんだと思う？」
前田「さ、さぁ？それが分からないから、君に聞いてるんだよ」
讀賣「……説明すると。僕達も最初からこんなゴミみたいな事をするつもりは全く無かった。まぁ、僕がリーダーだった頃までは、だけどな」
歌舞谷「………。」
讀賣「僕達ボイドは本来、『ある人物の行方』を捜す為に結成された組織だったんだ。幕之内も、真行路日も、僕も。そして多分姉さんも。共通して不運な幼少時代を過ごしていて、そんな地獄から救ってくれた人物が居る」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！過去についてはこれから少しずつ明かしていく予定なので、早めに更新出来るように頑張りますね (2021年7月4日 8時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞 - 更新お疲れ様です！いつも見てました！今回の更新で夢主の事が少し分かって、ドキドキしています！夢主の過去がどんな物なのか、明らかになるのを楽しみにしています！ (2021年7月3日 20時) (レス) id: 1d1a01f580 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 本当にありがとうございます！！かなにじの恋愛待ってます...！！ (2021年6月23日 10時) (レス) id: 3aa7525b41 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - そうですね。また、話が思い付けば、番外編で入れたいと思います (2021年6月18日 6時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - そうなんですか！じゃあ、またかなにじ入れてくれると嬉しいです...！ (2021年6月13日 7時) (レス) id: e57997fd00 (このIDを非表示/違反報告)
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