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「!……ありがとう夜子ちゃん。君は私の事を本当に微塵も疑っていないんだね」
歌舞谷「な、何言ってるのよ?琴宮。そんなの当たり前でしょ!琴宮と空には私。この生活の中で色々と助けられてるもの」
「助けられてる?私に?」
歌舞谷「そうよ。ほら、琴宮は怪我の手当をしてくれたり、落ち込んでいた時に励ましてくれたり。その他にも本当に色々と助けられてるんだから」
「………。」
歌舞谷「な、何よ?急に黙らないでくれる?べ、別に今のは琴宮にいつも伝えられなかった感謝を伝えたかったとかそう言うのじゃなくて……と、兎に角!日頃から皆の為に動いてくれてる琴宮がボイドなんて有り得ないって事よ!」
三王子「おや、ツンデレですね歌舞谷さん」
歌舞谷「う、五月蝿い!アンタは黙ってて!!」
「あはは……とりあえずありがとう。でも皆が皆。夜子ちゃんの様に私を完全に疑っていない訳ではないでしょう?奏ちゃんの話を聞いて、少しは不安になっている人もいると思う」
虹上「そ、そんな事は無いですよ。僕も琴宮さんには沢山助けられましたし」
前田「いや、ごめん。僕は琴宮がボイドである行動をしたと聞かされた以上、歌舞谷や虹上みたいに琴宮の事を完全には信じられないよ」
歌舞谷「何ですって?じゃあ、前田は琴宮がボイドだって言うの!?」
前田「いや、その…」
河西「前田。琴宮さんはいつも皆の為に動いてくれてただろ?今回の裁判も、琴宮さんが来てくれなかったら俺達は危なかったんだ」
前田「それは…そうだね。ごめん」
「え?いや、謝る必要は無いよ。そう考えるのは当然の事。裁判でも、どんなに日頃の様子から殺人に縁のなさそうな人だとしてもアリバイとかで犯人の可能性が出たなら、その人が犯人じゃないと証明されるまで疑うものでしょう?それと同じ」
ただ問題は、音ノ小路奏に私がボイドであると言える決定的な証拠が無い様に、私にも私がボイドでは無いと証明出来る決定的証拠は無い事なんだよね
「でも、だからこそ」
話は聞いてみたいと思う。彼女が私の行動を何処まで把握していて、何処まで気付いているのか。もし本当に前回の事まで知っているなら、私もそれなりに反論しないとバレる事になる。勝負は予め着いていると思ったけど、違うのなら私にとってもその延長戦は凄く
____________面白そうだね
三王寺と讀賣「………。」
そう思い微笑むと、それに察したのか何故か2人が呆れ顔で私を見てきた為、私は2人から目線を逸らした
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ホルン(プロフ) - 説明が下手で本当にすみません。頑張って下さい! (2021年5月17日 20時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇるまー - ホルンさん» 教えてくださりありがとうございます!さっそくやってみます! (2021年5月15日 20時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - もし、分からなかったらまたコメントを下さい。私は説明下手ですが、一先ずはふぇるまーさんが分かるまで教えるつもりですから。あ、ですがこの小説を読んでいる人で説明が得意な人は私の代わりに説明してくれると嬉しいです笑 (2021年5月9日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - 次に吹き出しですが、それは上から二番目のトークで設定出来ます。トークの中には上から発言、名前、背景色というのがあると思うので、色は背景色で変えられます。一先ずざっと説明しましたが、、すみません。分かりにくいですね (2021年5月9日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - そこを開くと順番に定形、トーク、デカ文字、、と出てきます。先ずは背景は、その中の上から四番目。テーマ色と書かれたやつですね。それを押すとその特定のページだけのテーマ(背景)を設定する事が出来ますよ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホルン | 作成日時:2021年2月14日 15時