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「ちょっとなんか言ったら」
『…』
「シカト?ほんっとうざい」
『!』
Aの肩に突き出された両腕。
階段から落とされそうになった彼女は咄嗟に手すりに腕を伸ばした。
しかし
手すりがあったのは階段の右側。
肩より上に腕が上がらないAはそこに掴まることができずに下へ転がり落ちた。
「A…!」
これにはたまらず駆け付けた。
一瞬驚いた顔を見せて
『はじ、め…くん?』
女子たちにガツンと言うところなんだろうが、そんなことは正直どうでもいい。
早くこいつを保健室まで運ぶ、ただそれだけだった。
やはり放っておけない。そう思った。
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作者名:すみのん。 | 作者ホームページ:https://twitter.com/EnstKuro
作成日時:2017年10月7日 6時