不良校なんて聞いてない。【HQ!!】

14匹 ページ17

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｢アイツ廊下で倒れたって！！｣



｢おい、マジかよ｣



｢"白鳥"の奴が殺ったらしいぞ！！｣



｢こえぇ！！｣







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人混みに押されながら、倒れた生徒の元までやってきた。







倒れた生徒は私のクラスの生徒で、、体中の至るところに傷があり、鼻血が大量に出ている。









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そして何故教師が来ない……









問題起こってるんだよ？なんで来ないの？助けないの？義務教育じゃないからってこんなの放ったらかしにするの？




周りの人だって、見て指さして笑ってるだけ。

こんな学校早く転校したいもんだ。







勇気を出して前に出た。


周りの人達は私を見てザワザワしている。








『だ、大丈夫…？立てる……？』








私は倒れている生徒に手を伸ばした。









｢うっ……あ…｣





『あっ、……まって、今ティッシュを────』









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ｶﾞｼｯ









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後ろから誰かに腕を掴まれた。





後ろからだから、顔は見えなく、そのまま引っ張られ、人混みの中に連れ込まれた。







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『あっ、あの！倒れてる人が……助けて頂けますか！？』








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｢アイツ、俺が殺った｣








『……ふぁ？』←









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私の腕を掴んでいる人の腕を見ると








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紫色に光る腕章が見えた。

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