岩ちゃんの妹、マネやるってよっ！3

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そしてその数日後


事件は起こった


総体で飛雄のトスを誰も打とうとしなかった


試合が終わるとすぐに
私達は外にいるみんなの元へ向かった




貴「ねぇ、みんな！！」


国「何、どうしたの」


希「どうしたのって...何言ってんの!?」


貴「何で誰も飛雄のトス打たなかったの!?」


国「...」


金「...」


貴「黙ってないで何かいいなよ!ねぇ、なん...」


影「うるせぇ」


貴「あっ...飛雄...」


影「何も、言うなお前ら」



飛雄はそう言うと歩き出した



貴「ちょ、飛雄どこいくの!?」


影「帰る。こんな奴らとバレーしたくねぇ」


貴「ちょっ、まっ...」


影「離せよっ...」



腕をつかんでた私を振り払い
そのまま体育館へと歩いていく



振り払われた力が強く
私は道路の真ん中近くまでいき
尻もちをついた




及「ちょっと、何やってんの!?」


岩「なんでお前らあんなこと...」




応援に来ていた
及川とお兄ちゃんも駆けつけてきた



私はそれよりも


"飛雄に拒絶された"


そう思い、その事だけで
頭がいっぱいだった





だから、きづかなかったんだ

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