陸拾壱話 やばい ページ25
「どけ！！このガキ！！」
堕姫の帯が禰豆子ちゃんの体を細切れにする。堕姫はそのまま禰豆子ちゃんを帯に取り込もうとするが、禰豆子ちゃんの力の前には敵わない。
禰豆子ちゃんが血鬼術を使い、堕姫の体が燃える。
「ギャアアッ」
血鬼術��
私の体から無数の蔦が生え、堕姫に巻き付く。そのまま持ち上げ、ダンッと思い切り地面に叩きつけた。何度も、何度も。
「ギャッ！」
禰豆子ちゃんは体をくっつけると、その勢いのまま堕姫の頭を踏み潰した。グシャッ、ダン、ダン、ダンッと音が鳴る。そして堕姫を店の壁が2軒ほど壊れるくらいに蹴り飛ばした。
ハーッ、ハーッと私達の荒い息が辺りに響く。その時、背後からガタッと音がした。
「……」
振り向くと、女の人が震えて立っている。よく見ると、腕から血を流している。その姿に、禰豆子ちゃんも、私も固まってしまった。でも、それも一瞬の出来事で。
「『ギャアアッ！！』」
気付いた時には、二人共涎を垂らして女の人に飛びかかっていた。
私は鬼殺隊なのに、人を鬼から守るのが仕事なのに、いいのかな。禰豆子ちゃんの監視を任されているんじゃないの？
全ての動きがスローモーションで見える。
いよいよ女の人を襲ってしまう、その瞬間だった。
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たまごぼーろ(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます！テスト期間中((←ですが頑張ります！ (2019年9月8日 21時) (
レス) id: 69cc3fb36c (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編おめでとうございます！！！ 続き楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2019年9月8日 19時) (レス) id: 6d590d31fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜乃茜 | 作成日時：2019年9月7日 21時
