(黒尾)今日も電車で貴方を見る (ページ3)

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学校に着くのは7:30

早すぎる

そんなことを毎日のように思うくせに

早起きするのも、早く来てやることないのに机に座って課題をするのも

全然苦じゃなくて、

課題をしながら今日のことを思い浮かべる

金髪の人の携帯覗き込んでたな

2人はどうゆう関係なんだろう

なんて一人で妄想しては

ふふっと笑みが溢れる

ほんの15分ほど
一緒の空間に居ただけなのに

なんか一歩発展できた気がして

明日は話しかけてみようかななんて思っちゃう

まぁ、そんなこと毎日思いながら
話しかけれずここ半年経ってるんだけどね。

課題をしながら、
妄想をする

あっという間に生徒は教室に集まってきて

気づいたら8:15分

山田「おはようA」

『おはよう、美香！』

友達の山田美香が私の方へきて挨拶を交わす

山田「どうですか？？今日の黒髪の王子様は」

『はぁ...言葉にならないくらいカッコいい！今日なんて...』

山田「はいはい！ぞっこんだね！」

『聞いてきたなら最後まで聞いてよぉ！』

先生が教室に入ってきて
それと同時にみんな席に着く

早く明日にならないかな

私は特に部活をしているわけでもなく、
バイトをしているわけでもない。

1日の授業が終われば、
美香ちゃんは吹奏楽部な為一緒には帰れない

なので一人で帰る

私の1日のルーティーンはそんな感じ