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フードコートに着き、少しすると倫太郎がやってきた


宮治「どこいっとったんや。長い便所やなぁ」


宮侑「クソやで」


銀島「おい、フードコートでそない話すんなや!」


山下「ほんと!デリカシーないなぁ!」



角名「ごめんごめん、迷ってた」



『.....』


倫太郎はさっきとは違う表情で
いつものように話し席についた。


宮治「なんにする?Aこれ美味しそうやな!」


『え、どれ?』


倫太郎の事が気になり治くんの会話があまり頭に入ってこない


宮治「この!海鮮丼や!」


『水族館で海鮮丼....ふふっいいね』


みんなメニューを決めご飯を待つ


山下「ねぇ次どこ行く?」


銀島「んー、どこでもええよ」


相変わらず楽しそう。羨ましい。


『......ラッコのお食事タイム...』

パンフレットのスケジュールを見ると
ふと気になり時間を見る

あと、30分後か。
ちょうど間に合うかな。


宮侑「ラッコ好きなんか?」


『うん、可愛いじゃん』


宮侑「ほな後で行こうや」


角名「.....」


宮治「....おい、ツム次は俺のチンアナゴやろが。さっき約束したやろ。」


宮侑「はぁ?!そんなん後でもええやんか。」



宮治「お前のクラゲはすぐで俺のチンアナゴは後なんか?随分と勝手やな」


宮侑「ゔっ...分かったからそない怖い顔すんなや」


宮治「てことで、ラッコは角名と一緒に行ってな」


角名「...わかった」


『うん。』


治くんそんなにチンアナゴが見たいんかな?



食事を終え、足早はラッコの所に行く。

一階席は空いてなく二階席に行く。

『ギリギリ間に合った....』


角名「ラッコ好きなんだね、意外」


『...似合わないよね』


角名「確かに。」


可愛い物なんて私には似合わない...


角名「なんか、あんこうとか好きそうと思ってた」


『ははっ好きそうだね私...』


角名「始まるね。」


わぁぁあ!と歓声と拍手でショーが始まる


その歓声の中で確かに聞こえた倫太郎の声


『Aの方がラッコより何百倍も可愛いよ。』



『!』

倫太郎の方を向くと
ほんのりと耳が赤いのに気付き
こっちまで赤くなる。


角名「さっきはごめん。嫉妬してた侑に」


『嫉妬?』


角名「本当は2人でまわりたかったから。」


『え....』


角名「午後は2人でまわろう」


『うん!喜んで!』


角名「ほら、俺ばっか見ないでラッコ見て」

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作者名:すみれ | 作成日時:2020年7月1日 1時

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