(角名)恋に落ちないわけがない！ (ページ16)

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駅に着くと
梨花と銀島くんがいた。

『おはよー、梨花私服かわい！』

山下「え！嬉しいありがとう！」

満面の笑みで喜ぶ梨花は本当に可愛い。

電車まで10分程あるためベンチに座り電車を待っていると

宮侑「お、角名達やん！こんなとこで何してん？」

角名「げっ」

宮治「げってなんやねん。」

宮ツインズが来た

『4人で水族館いくの』

宮侑「なんやと？！俺誘われてないで！！」

『？誘ってないもん。』

宮侑「なんでや！ずるいやん！俺も行く！」

宮治「なら俺も行く」

角名「はぁ、ダメに決まってんじゃん」

嫌や！と駄々をこねる侑くん

『いいよ、行こうよ！人数多い方が楽しいよ』

角名「...え、」

宮治侑「よっしゃ！！！」

そう会話していると電車が来て
俺が先に入るんや！とツインズが喧嘩をしながら電車に入って行った

角名「....Aなんでいいって言ったの？」

『んー、なんか侑くん凄く行きたそうだったし、ツインズいた方が面白そうじゃん』

角名「....あっそ」

ん、なんか怒ってる？

『もしかして良くなかった？』

角名「いや、Aがいいならいいんじゃない？」

そっぽ向かれて言われてしまった。
初っ端気まずい空気になってしまった。

宮侑「おい、Aクラゲと写真撮りたいからクラゲの所行ったら写真撮ってな！！」

ワクワク顔で私にそう言う侑くん

少し可愛いなぁと思い

『ふふっいいよ！』

子供を見てる感じ？前は生意気で常識ない奴って思ったたけど、
侑くんは仲良くなったら
素直で心を開くタイプなんだなぁと思った。

宮治「俺はチンアナゴな」

『はいはい』

少し気まずかった空気も宮ツインズのお陰で
だいぶ良くなった気がする。