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原住民・グンガン ページ9

そんなやり取りを続けていると、遠くからブラスターが飛び交いオビワンが走って来るのが見える。クワイガンはライトセーバーで弾き返しドロイドを仕留める。


「ユー2度も恩人」


「こいつ何です?」


「地元民だ。さて、これ以上ドロイドが出てくる前にここから離れよう」


クワイガンは全員の安全を確認すると小走りで安全なところを探す。


「もっとドロイドが?!ミー安全な場所知ってる」


1人でペラペラと喋るジャージャーに誰も耳を貸さない。


「ミーの故郷、グンガ・シティ。秘密の町」


「町?」


ようやくクワイガンらは足を止め、ジャージャーの言葉を繰り返す。ジャージャーの言う“秘密の町”が本物なら身を隠しながらコルサントやナブーへ報告ができるからだ。


「連れて行ってくれるか?」


クワイガンの問いかけにジャージャーはあっと思い出したように顔を暗くする。


「あー…でもダメね。ミー連れてけない。恥ずかしい話だけど…ミー追放された。ミー忘れてた」


ジャージャー曰く、帰ったら一族の王らしき人物にひどい目にあわされると言う。しかしこんなことでは引かないのがクワイガンとオビワンだ。


「あれが聞こえるか?さっきの奴らが何千とやって来る」


「僕らを踏み潰して、バラバラにして“プーッ”と吹き飛ばす」


「……」


あえて恐ろしい言葉と現在起きている危険を含めて話し2人はジャージャーになんとしてでも連れて行ってもらおうとする姿勢にAは少し引いた。

グンガ・シティ→←交渉決裂.2



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作者名: | 作成日時:2024年3月30日 21時

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