銀河を駆ける〜from.STARWARS (ページ8)

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交渉決裂.2 ページ8

ナブーへ到着した直後はもう散々だった。軍艦から離れたと思ってもすぐに見つかってしまいブラスター攻撃に見舞われたり、爆風で飛ばされたり。

ひたすら走っているとクワイガンと合流出来たがやはり監視の目が行き届いていて後ろからは戦車が迫っている。逃げなければ轢かれてしまう。

「うわっ！クワイガン目の前！！」

「オー・ノー！」

目の前に湿地の原住民らしき生き物はパニックになりクワイガンに飛びつく。咄嗟に伏せたことにより事なきを得た。

「…行くぞ」

「待って！待って！」

原住民は甲高い声で引き止める。

「ムーイ・ムーイ！好きよ！」

「お前のせいで死ぬとこだったぞ。能無しか？」

クワイガンは容赦なくズバズバと切り捨てていく。言い過ぎなんじゃないかとAは肩をバシッと叩く。

「ミー喋れるよ」

「喋れるからといって利口とは限らない。ここから離れろ」

「クワイガン、言い過ぎです」

ピシャリとAは断言した。

「いいや、ミーここにいる。ミー、ジャージャー・ビンクス。ミー、ユーのしもべになる」

「そんなもの必要ない」

「でもなるよ。これは神様のおぼし(・・・)召し」

クワイガンはAを連れてスタスタと歩いていくがジャージャーもそれに着いてくる。