銀河を駆ける〜from.STARWARS (ページ14)

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ナブーへページ14

「わあ！モンスターも戻った！」

Aもこれはさすがにまずいと思い、オビワンのハンドルを握る手を上からつかみ魚を上手く避ける。Aもスピーダーや船の乗り手としては悪くない腕前なので、間一髪で避けられた。

「落ち着け」

クワイガンは強めにフォースを使いジャージャーを落ち着かせる。ふにゃふにゃと力が抜けるジャージャーをみてAは

「ちょっと？！」

と後ろを振り返る。クワイガンは肩をすくめるだけで何も言わない。オビワンは

「やりすぎです」

と師匠の行動になれてるのか、静かに返す。しばらくすると水面が見えてくる。

「はー、怖かった…」

まだフォースの余韻から抜けられないジャージャー。Aはようやくこの狭い空間から抜け出せたと伸びをする。

「ナブーにあんな生き物がいるなんて思わなかったな」

「マスターの故郷ですよね？」

「小さい頃にコルサントに来ちゃえば実質コルサントが故郷よ」

船を目立たない場所へ寄せてハッチを開けて外へ出ると大量のドロイド達がどこもかしこも制圧していた。ナブーは戦争を好まない国だ。王室の警備も軍隊のように徴兵しているのではなく義勇軍として成り立っている。

クワイガン達の力を持ってしても圧倒的に数で負けてしまう。