銀河を駆ける〜from.STARWARS (ページ12)

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ナブーへ出立ページ12

あれだけ自分たちとナブーを邪険にしたボスナスだったが、親切にも近道を教えてくれた。

「ありがとう、感謝する」

「ユー達お人好し、星の核を抜ける？それ自爆と同じ。案内人絶対必要よ」

ジャージャーは信じられないという顔でクワイガン達を見る。その言葉を聞いたクワイガンは

「ジャージャーはどうなる？」

とボスナスに問いかける。どうやら彼はグンガン達の規律に則り、厳しい罰を受けるという。悲しそうに項垂れるジャージャーにAは酷く心が傷んだ。

「私は彼に命を救った借りがある。彼の命は私が預かってよいはず」

「ビンクス、ユーはこの男に命の借りが？」

ジャージャーは間抜けな返事をするが、特に気に触ることもなかったのかボスナスは連れても良いと許可を出した。

「いっそここで殺される方がミー嬉しいよ。神様、ミーはバカね！」

手錠を外されブツブツと文句を言いながらジャージャーは彼らの後に着いてきた。

「ツイてない、おっ！ゴバフィッシュだ！」

忙しく感情を動かすジャージャーにオビワンは

「なぜ追放された？」

「ながーい話。かいつまんで言えば、ミーがドジったの」

ドジで追放？とAは首を傾げる。

「そういうこと。ミーが1つ2つ小さなアクシデントを。“ドカン！”とガス爆発。ボスのベイブリバーがおシャカに」