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玖話 柱のお手伝い ページ13

「霞柱の、時透 無一郎だ」
「……」

屋敷の奥から出てきたのは、同期で推しの時透君だった。

相変わらずの無表情で、何を考えているかわからない。

「それじゃあ、無一郎は菫の横に座ってくれるかい」

そう言われ、時透君はとことこと歩いて来て私の横に座った。待ってめっちゃいい匂いする。

そこからは、お館様の有難いお話を聞き、最後に

「それじゃあ、無一郎と菫に任務だ。西南西にある村に、鬼が出るようだ。下弦一歩手前の力を持たされているらしい。お願いできるかい?」
「『御意』」

自分の刀握って数時間だし、鬼だって殆ど倒したことない味噌ッカスには無理だと思うんだけど、これきっと「お館様のお願いは絶対♡」パティーンだろうから断れない。頑張ろ。




_________________

屋敷から離れ、鬼が出ると噂の村まで2人で歩く。

「そういえば、君とは会ったことがある気がする。何処で会った?君は誰?」
『私は菫。忘れちゃっても何回でも言うよ』
「菫……?ああ、思い出した。菫も柱になったの?」
『私は、柱の皆さんのお手伝いをしてるの。今日が記念すべき初任務です』
「ふーん」

やっぱり何考えてるかわからんなぁ……。あ、でも私のこと思い出してくれた……。だいぶ嬉しい。

「着いたね」

気づいたら、村に着いていた。

『まだ夜まで時間あるし、取り敢えず情報収集ですかね』
「そうだね」

拾話 初めての鬼退治・前編→←捌話 初任務・後編



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たまごぼーろ(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます!まだ設定しか追加していませんが、もう既に出ているので良かったら是非に……! (2019年9月7日 21時) (レス) id: 69cc3fb36c (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編、楽しみにしてます!! (2019年9月7日 18時) (レス) id: 6d590d31fd (このIDを非表示/違反報告)
たまごぼーろ(プロフ) - あいねさん» おお!ありがとうございます!花の呼吸、既に出ていたんですね。失礼しました……。取り敢えず自分なりに少し変えたりして考えてみます。本当にありがとうございました!頑張ります! (2019年7月9日 22時) (レス) id: 69cc3fb36c (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 長文失礼しました!お役に立てたのなら幸いです。応援しています、頑張って下さいね! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 59d3daabe9 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - そして、奥義みたいなもので、目の力を最大限に使い、目が血で赤くなる失明の恐れがある型、終の型ついのかた、彼岸朱眼ひがんしゅがんです。なんでも動体視力を最大限に上げて周りの動きが遅く見える技みたいです。つまり余程の鬼でない限り使わないかと。 (2019年7月9日 21時) (レス) id: 59d3daabe9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまごぼーろ | 作成日時:2019年6月23日 18時

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