【ブルーロック】好きな人の前でくらい、かわいくいちゃだめですか？【千切豹馬】

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『小学校からのマブ代表國神さんに聞きましょう』

｢はい｣

『ずばり、A Aとは？』

｢すごいなこれ本当に作ったのか｣



マブ代表ことれんちゃんの目に映っているのは、先程スクリーンに映した私お手製のスライド。大画面には"ずばり、A Aとは？"の文字。



『さぁ答えて』

｢まぁ……活発だよな｣

『他には』

｢元気｣

『同じだよ。正直言って？』

｢口と頭が悪い｣

『とまぁそんな感じで』

｢オイ、オイさすがに怖い｣



活発、元気、口と頭が悪い、とスクリーンに出す。自分の言った私の印象を予想されていたとれんちゃんは怖がっているが、実のところ、これは別の友達に聞いていた私の印象なのだ。

つまり、私の印象は一貫してこの3つということ。



『ぶりっ子には程遠いじゃないですか』

｢質問｣

『はいマブ代表』

｢なんつ〜か、無意識なのか？｣



二重人格的な、と続けるれんちゃんに、いい質問ですね、と返す。



『"私"の意識はあるよ』



頭ではぶりっ子の出現を驚いているし、やめられるものならやめたい。



『うまく言葉にできないけど、口が勝手に喋ってるみたいな？』

｢なるほどな｣

『結論ね』



スマホを操作してスライドを進める。

どデカい"結論！"が消えて、代わりにくるくると別の文字が現れて、真ん中で止まった。



『私、千切好きすぎじゃね？ﾜﾗ、的な』

｢最後の方飽きただろ｣

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