航海42 ページ47
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朝目が覚めると変わらず自分はシャンクスのベッドの上で隣には変わらず誰もいなかった。
少し期待していた。
朝戻ってきたシャンクスが起こしてくれる。
そんな淡い期待を。
日も昇ったばかりのようで、相変わらず船に人の気配は少なく早朝の旅館のような独特な空気感がある。
甲板に上がり昨日クザンとしゃべった場所に行くがそこにはもう氷の道も残ってはおらず波が船に打ち付けていた。
「もう起きてたのかA。おはよう。」
『おはよう、ベック。昨日はありがとう。』
構わない、と笑うと朝の一服を空に吹き出す。
ゆらゆらと空中をさ迷い消える煙が何故か自分のように感じて、何考えてるんだと頭を振るう。
「？どうした？」
『なんでもない！大丈夫。』
未だにベックから視線を感じるが気づいてないふりをしながら『お腹すいたー！』と食堂に足を進めれば松葉杖をついてない方に立ち腕を貸してくれた。
食堂に行けばやはり人は少なく、数人のクルーとキッチンに立つルウと朝食を食べているホンゴウしかいない。
「おはよう、A。」
『おはよう。今日の朝食はなぁに？』
そう問えば後ろからやってきたルウが「フレンチトーストだ。」と目の前に置き、ベックにはコーヒーを置いた。
「ログは1日でたまるみてぇだから、昼前には出れる。
早めに町にいるやつらに声をかけてやろう。」
「だな。Aはどうする？
出港まで時間あるし町に行くか？」
ホンゴウの申し出に少し考え、頷いた。
『ちょっとだけ行こうかな。』
服は淡い赤のワンピース
帽子は悩んだがやっぱり好きなので向日葵の麦わら帽子を被り船を降りた。
まだ朝早いので昨日のマーケットは朝の準備に追われていた為、少し上に見えた高台へと登る。
高台からは町が一望でき、レッド・フォース号も見える。
町にはクルーを数人の視認でき、恐らく出港時間を聞いたのだろう船へと戻っていくのが見える。
そろそろ私も戻ろうとすると目の端に映ったのは赤。
あの女性らしき人も一緒でまた胸がチリチリと痛む。
ヤだな。
そこは、私の、、、。
その瞬間強い風が急に吹き、帽子が後ろに飛んだ。
『！！待って！』
松葉杖を必死に動かし急いで追いかけるがなかなか追い付けない。
あと少し。
そう手を伸ばした。
『！取れ・・・』
しかし
その先に地面はなかった。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
