航海35 ページ40
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勝正は駆けてくるシャンクス達とその奥から来る追手に目をやると、彼らと行き違うように洞窟の入り口へと向かい手を翳す。
すると白い膜が出入り口に張られ木の根達が弾かれる。
驚いて足を止めれば《行きなさい。》と先を促す。
『・・・おじい、ちゃん？』
Aがシャンクスの肩口から乗り出し勝正を見つけると、泣きそうな声でその姿を呼ぶ。
《A。
強くありなさい。
お前の中には半分この世界の血が流れておる。
お前ならこの世界でも生きれるじゃろう。》
こちらを温かく見つめる姿に目から流れ落ちた涙が頬を伝う。
『うん。』
《さ。早く島を出なさい。
もうすぐ出れなくなる。その前に。》
彼の言葉に背を押され皆はまた港へと足を早めるが、Aは揺れる視界の中自分の祖父の姿が見えなくなるまで見つめ続けた。
船に着けば出航準備は整っており、すぐに島を離れた。
船が離れるとすぐに島はその姿を濃霧の中へと消し、霧が晴れた頃には元の何もない大海原がそこには広がっていた。
赤髪海賊団へと帰ってきたAはその後ホンゴウに拉致され、船医室にて軽く軟禁状態にされ精密検査をされまくった。
勿論その間立ち入りは一切禁止。
クルーは勿論だが、やっとしっかり話をしてスタートを切れると思った矢先だったシャンクスは一番落ち込んでいた。
結局Aが解放されたのは3日後の夕方だった為、その日は甲板でいつも以上にハデな宴になった。
とっかえひっかえにクルーがやってきてはAに話かけたり、幹部達から島での話を聞いたりと忙しなく待ち惚けを食らったままのシャンクスは、更に待ち惚けを食らいついに爆発した。
「だぁーーーー！！！もう限界だ！」
『え？・・・わっ！？』
シャンクスはクルーに囲まれたAを抱き上げると、そのまま船内へと姿を消すのだった。
ヤ「・・・頭がAに手を出すに5000」
ル「同じく。」
ホ「んなことしたら絞める。・・・・・・が、同じく」
ベ「手を出さないのに10000」
ヤ「お前が乗ってくるなんて珍しいじゃねぇか、ベック」
ベ「そういう日もたまにはあるさ。」
そんな会話がされていたとは思っていなかったシャンクスが知るのは次の日の食堂での阿鼻叫喚でのことであった。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
