航海2-*- ページ4
side あなた
気付けば走り出していて足元が砂に取られそうになっても横っ腹が痛くなっても無我夢中で走っていた。
息も絶え絶えで、喉の奥が痛い。
どれだけ森の中を走ったのかはわからないが、気付けば港のようなところに辿りついていた。
周りは全く見えていなかったのでこの場所がどこがは理解できていないが、港にいる商人のような恰好の人や漁師の格好を見る限りここが自分のいた時代より大分と前であることや、やはりここは日本ではなく海外であろうことは理解してしまった。
一体前代何が自分の身に起こっているのだろうか？
この時代の背景や先ほどの人物から察するに、ここは【ONEPIECE】の世界なのはわかった。
だがそんなのは小説や創作内での話であって、実際に起こるハズなどない。
港の風景を目の前にまた大きく頭が混乱し始め立っていられなくなる。
「お嬢ちゃん。こんなところで１人で、どうしたんだい？」
そんな声に重くなった頭と搔き乱した髪が落ちるその間から上を見上げると、見るからに素行の悪いチンピラのような男達が立っていた。
一気に背筋を走る悪寒。
恐らくこいつらは海賊だ。
この漫画内にいる海賊すべてが主人公達のように優しい人たちだけではないことは知っている。
『海…賊……っ！』
この場所に来てから初めて言葉を発した自分の口から出た言葉は久々の音にひくつき、少し掠れた音となった。
慌てて立ち上がろうとするが後ろにもいつの間にかいた男に羽交い絞めにされ、口元を手でふさがれ身動きが取れなくなってしまう。
「いやぁ〜、助かったよお嬢ちゃん。
なんせこの島酒場はあるが楽しいことできる場所がなくってなぁ。」
「殺しゃしねぇよ。
ただちょっとお付き合いしてもらおうか？」
そのまま担がれると、男達の船であろうところまで連れていかれ「船長に取られたら返してもらえねぇかもだからな」ここで我慢してくれや、と引き込まれたのはおそらく物置のような船室。
明かりもなく、外はまだ少し明るいはずなのにそれを感じさせない薄暗い中、私の体はまるで物のように自分より一回りも二回りも大きい男達の慰め者にされとっかえひっかえされた。
暴れても、ビクともしない巨体に覆われ
ただ痛みに嘆く。
髪を引っ張られ
頬を殴られ
腹を踏まれ
気付いた時には絶望を通り越し人形のようになされるまますべてを受け止め、ただ揺すられる木偶と化していた。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
