航海25 ページ29
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「よぉーし！あともうちょっとだぞ！
頑張れ、A！」
『んぐぐっ！』
夏島を離れて3週間。
正式に赤髪海賊団に仲間入りすることになったAは早いかもだが、足手まといを少しでも回避したくてリハビリをスタートした。
とはいってもまだ骨がくっついてないので補助棒(ヤソップ作)を持っての歩行トレーニングだが。
筋肉もすっかり鈍っており動かしにくいが必死に動かす。
縫い物は相変わらず続けつつ最近ではベックとヤソップ監修の元銃の練習や、ホンゴウ監修の元簡単な処置の仕方を学び出した。
本格的に戦力になる、というのではなく少しでも自分の身は自分で守れるようにしたくてという気持ちがあった為、ダメ元で頼んでみた。
ちなみに最初シャンクスには
「処置の仕方を学ぶのはいい。
だが、戦う術だぁ？！」
Aは俺らが守るんだからいいんだよ、と言い張るシャンクスに『ずっとみんなに守られるだけのおんぶにだっこな女なのは嫌だから』と言うが、まるで聞く耳をもたなかった。
結果的にはベックとヤソップが名乗り出てくれたお陰でこうして練習ができているが、相変わらずシャンクスは拗ねているようで遠くからこちらをジト目で見ているのを感じる。
『・・・なんであんなに過保護なの？汗』
「まぁ、あれだ。
昔はこの船にも“娘”がいてな。
それが帰ってきた感覚なんだろうよ。」
『娘？』
赤髪海賊団に娘の存在が描かれていた記憶はないため、新たな情報に首を傾げる。
「あぁ。“ウタ”っていう“お頭の娘”だよ。」
んで赤髪海賊団の音楽家だ！と続いた言葉は何故か頭に入らず、“お頭の娘”というワードが頭を占める。
(シャンクスって既婚者なんだ。)
その考えに、何故か自分の胸辺りにチクリと痛みが走る。
「ウタかぁ〜。懐かしいなぁ。」
「元気にしてっかなぁ。」
懐かしむ声に何故今彼女は乗っていないのかが気になるが、どう聞けばいいか悩む間に話が進んでいきタイミングがわからなくなってしまった。
「ウタはな、歌手になるために船を降りたんだ。」
背後からシャンクスがAの頭に帽子を被しながらそう教えてくれた言葉には、これ以上の詮索を拒絶する影があったのでそれ以上は何も聞かなかった。
気になるが、誰にでも話したくない思い出はある。
だが、どうしてもあのシコリだけが何故だか胸に残ったままだった。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
