航海24 ページ28
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「そういやぁ、Aは何か得意なこととかあるのか？」
『得意なこと？』
船首でいつも通りみんなの服を縫っていると、ヤソップから急な質問が。
周りからは「そりゃあ裁縫だろ！」など声が飛ぶが裁縫は本当に基礎レベルだ。
『そうだなぁ・・・、趣味で絵を描いたりはしていたよ』
好きなことは歌ったり旅をしたりいろいろあるけどと言いつつ、プロフィール紹介みたいで少し照れた。
「絵が描けんのか！じゃあ次の島で道具買ってやるよ！」
『いいの？！ありがとう！嬉しい！！』
「旅、ってのは誰と行ってたんだ？」
ホンゴウからの横槍は旅を愛する彼らが一番興味のある言葉だったようで、皆がこちらを見る。
『一人旅だよ。こんな船に乗った航海じゃなかったけど』
向こうでの移動手段でやはり食い付きがよかったのは飛行機だった。
基本旅行は飛行機がほぼだったしね。
何処に行って、どんなことをして、どんな人に出会ったか昨日のように思い出される思い出を楽しんでいるとクルーの一人から「もう前の世界には戻れないのか？」と聞かれた。
それは無意識に考えないようにしていたこと。
『わからない。』
そう。
わからないのだ。
どうやって帰るのか方法も条件も
そもそも帰れるのかさえも。
「だから言ったろ。船に乗れよ、A。」
船首で柵にもたれたシャンクスが海を眺めながら言う。
「ま、確かに船にいねぇ方が安全かもしれねぇ。
だがもしAが元いたとこに帰りてぇならここにいる方が
まだ確率あるだろ。」
海はこんなに広いんだ、と言われ海に目をやればどこにも果てが見えない。
本当はわかってた。
ここにいた方が帰り方が見つかるってことは。
でも、迷惑かけたくないし足手まといになりたくないし、自分一人で探さなくっちゃと思い込んでた。
シャンクスは最初から助けてくれると言ってくれていたのに。
「任せちまえよ。
そんなに俺達じゃ頼りないか？」
四皇とその一味が味方だなんて大船に乗るどころか、それ以上に安心なのはわかってる。
「A。」
顔を上げれば水面の光で逆光だがシャンクスがこちらを自信満々で見つめてるのがわかる。
そして周りにはみんなも笑顔で見守ってくれている。
「お前が言うのは、たった一言でいいんだ。」
簡単だろ？と笑うシャンクスに、勝てる人なんているの
だろうか？
あぁ。
もう。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
