航海22 ページ26
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気づけばいつの間にかベッドに寝かされており、すぐ横に腰掛けていたホンゴウが「よぉ。気分はどうだ？」と声をかけてくれた。
『わ、、、たしは？』
どうやらシャワールームに入ってきたシャンクスと一緒に倒れ込んだ拍子に前の島でのことが思い出され、過呼吸になって倒れたとのことだった。
所謂“PTSD”だ。
それ以外は特に問題がないようなので気分がよくなれば自室に戻っても大丈夫とのこと。
ホンゴウにお礼を言い、何か手伝えるか？と言われたのでシャンクスの部屋に連れていってほしいと頼むと少し眉を下げ「お頭は気にしちゃいねぇぞ？」と言われた。
何もかもお見通しな気分だが、これは自分のケジメであるのを伝えれば「そういえば頑固なんだったな、Aは」と笑ってくれた。
「じゃあ俺は戻るな。一人で大丈夫か？」
『うん。大丈夫。ありがとう。』
送ってくれたホンゴウにお礼を言い、彼を見送ると扉に向き直りゆっくりノックする。
「———————入れ。」
一度深呼吸すると扉を開ける。
中に入り、窓枠に座るシャンクスと目が合うと彼は静かに笑った。
「もう大丈夫なのか？」
『はい。ご迷惑をおかけしました。』
彼はこちらに来ると片足立ちの私をいつものようには抱き上げず、腕を出してくれるのでそれに自分の腕を組ませ、導いてくれたソファーへと座る。
彼は向かいに座り「で、どうした？」と話を切り出してくれた。
どこまでも優しい彼の気遣いに涙が出そうになるが、泣いたらなんか甘えてるようで嫌だった為、絶対に泣くものかと息を吐き体の力を抜く。
『シャンクス。ごめんなさい。』
気にしてないさ、と笑うシャンクスに「違う。」と言う。
私が謝りたいのは、
勝手に部屋に入ったことでも
勝手にシャワールームを使ったことでも
巻き込んだことでも
ずぶ濡れにしたことでも
迷惑かけたことでもない。
泣かないって決めた。
決めた、
のに。
『・・・シャンクスをっ、
一瞬でもあいつらと被して見てしまったっ、、、』
自分が一番知ってるから
自分が一番嫌になった。
『ごめ、、、んなさい、、、っ！』
シャンクスは助けてくれたのに。
『ごめんなさ、、、』
「いいんだ。A。気にするな。」
暖かい何かに膝の上で握りしめていた手を包まれ慌てて顔を上げれば、いつの間にか彼は目の前にしゃがんでいた
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
