●航海17 ページ20
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『わぁー！！すごい！』
「こりゃぁ見事だな！」
シャンクスが次にAを連れて来たのは島に着く前に船からうっすら見えた向日葵畑。
夏島というこの島の気候を活かし少しでもこの島を来る人に知ってもらえるよう、昔から少しずつ向日葵を増やしていき、今では島の半分を向日葵が占めている。
しかも大きさが半端ではなく高さは3m近くある上に何より花が大きい。
今は丘の上から見ているからいいが、中に入れば迷子に絶対なるだろう。
現に“迂闊に入るな”と書いた看板がいくつも飾ってあり、もはや怖い。
丘の上には大きな木の根もとにベンチがあるのでそこまで行くと、ベンチにAを座らせ隣にシャンクスも座る。
黄色一色とその向こうにどこまでも続く青が広がる景色を見つめる中、海から向日葵畑を抜けて風が吹く。
『きもちー。』
「気に入ったか？」
『はい！・・・でもシャンクスさんは皆さんといなくていいんですか？
お酒飲みに行かれてるのでは？』
申し訳ない気持ちになったAが眉を八の字にし、シャンクスを見つめる。
「いいんだよ。酒なんていつでも飲める。
それに・・・。」
そう言うや否やベンチに寝転がりAの膝の上に頭をあずける。
「これよりいいもんはねぇよ。」
まぁ確かにこの状況に酒があれば言うことなしだがな！と笑う彼につられ、Aも『残念！』といつもより砕けた返答をすれば見開かれるその目。
恥ずかしくて誤魔化すように向日葵畑の方へ顔を背ければ、頬に添えられた彼の手に簡単に戻される。
負けずと必死に視線だけ合わさないよう反らす。
「・・・A。」
『・・・やです。』
「Aー。」
『やーでーすー。』
「・・・ほー。
服やらなんやら買ったのは誰かなぁ？」
『ズルい！！』と視線を向ければニヒルに笑う男の表情に胸が大きく高鳴る。
「Aからの自然な言葉を聞くためならズルくて結構だ。」
『っ〜〜！！///』
腹が立ったので頭に被っていた帽子を外しシャンクスの顔面に押し付ける。
「ぶへっ！！！」
おい！A！！と帽子を取ろうとするが仕返しがこれだけでは嫌なので、爆弾を投下してやる。
『知らない！・・・シャンクスのばか。』
風で捲れた鍔の向こうにちらりと見えた彼の驚いた目に、それが嬉々と変わる前にベッと舌を出してやった。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
