●航海15 ページ18
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港に船を着けると島に行く準備を終えたAが車椅子に座り甲板にいたので横に行けば、楽しみを隠しきれない様子のキラキラした目はまっすぐ島を見ていた。
そんな子供のような様子に噴き出しそうになるが堪える。
「Aにとって初めての島だからな。
行きたいとこは遠慮なく言えよ？」
『ありがとうございます！
でもさすがに車椅子じゃ限界があるので、のんびり回ります！』
よし！と意気込む彼女には申し訳ないが、最初からAを車椅子で島に降ろすつもりがなかったので、さっと前へ出ると彼女を腕に乗せる形で抱き上げる。
急なことに驚き、咄嗟に首と顔周りに手を回し抱きついてくる彼女。
「この方がAも島を回りやすいだろ。
なに、絶対に落とさないから安心しろ。」
『え、いや！ずっとこのままだなんて重たいですし！』
「何言ってんだ。
女１人担げない男なんて海賊にゃなれねぇよ！」
でも、とまだごねる言葉を聞き流し下船すれば、前の島とは全く違った栄えた港町の様子にAはすぐに感嘆の言葉ばかりを溢すようになった。
海鮮、郷土料理、特産品、調度品、酒場、宝石
所狭しと並ぶ品々にAが目を輝かせているが、一番の目的の店はないため先に進んで行く。
そうするとすぐに衣服類の店が建ち並ぶ場所についたので、良さげな店へと入っていく。
「いらっしゃい！今日はどういったのをお探しで？」
入店すぐに声をかけてきた綺麗な女性店員にペコリと頭を下げるA。
「悪いがこの子に似合う服を30着ほど選んでほしい。
それとちょいと怪我してね。
歩けないから椅子も用意してあげてくれないか？」
『さっ・・・？！』
「かしこまりました！」
ささっとすぐに椅子を用意してくれたのでそこにAを座らせる。
焦った表情でこちらを見るA。
「いろいろ揃えるのに俺がいちゃ選びにくいこともあるだろうし、
一度ここを離れる。
電伝虫を渡しておくから終わったら連絡してくれ。」
勝手にどこにも行くなよ？と最後に耳打ちすると、耳まで真っ赤にしたAが頭が取れる勢いで上下に振るのを横目に先に店から出ると、仲間のいるであろう酒場とは逆の方へ足を向けた。
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すまま(プロフ) - タクさん» コメントありがとうございます！！そんな、、、！なんて嬉しいお言葉(TдT)イラストまでほめていただけて感激です(*>∀<*)中学の時にヘタクソって言われてから受験そっちのけで練習しました(笑)描けば描くほど上達するので、まだまだ頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (
レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます(TдT)だいぶ回復して参りました！メニエール病なのでめまいなどが酷くなかなかパソコンに向き合えず作品が進まず申し訳ないです。挿絵までほめていただけて光栄です(*>∀<*)書きたいものたくさんあるので、頑張ります(*^^*) (1月18日 0時) (レス) id: 241d87fe1c (このIDを非表示/違反報告)
タク(プロフ) - シャンクスの夢小説を見る時は必ずこの小説から読みます！とても面白いです。特に、小説内容ではないですが絵がとても上手くてイラスト付きなのがとても嬉しいです!!どうしたらそんなに上手くなるのか教えて欲しいです！ (12月27日 17時) (レス) @page18 id: fe72dbe904 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - 初めてコメントさせていただきます。まずは、作者様のお身体の具合はいかがでしょうか回復をお祈りいたします。そして、こちらのシャンクス、挿絵…大好きです…！何度も読み返して楽しませていただいております。素敵な夢をありがとうございます！ (12月16日 22時) (レス) id: 168fc18605 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - なこさん» ありがとうございます(*>∀<*)なんて嬉しいコメントをくださるんですか( ；∀；)本当に何も決めず行き当たりばったりで書いており、作者もどんな流れになるかが毎日わかりません← 再会シーンだけできあがってるので早くそこまで書きたいです( *´艸｀)頑張ります！ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月16日 1時
