In this boring world

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〜橋本side〜



｢瑞稀！！！｣




後ろいたはずの瑞稀が、階段の下で倒れている。

慌てて階段を降りて、瑞稀の横にしゃがみ込む。



｢瑞稀？？
大丈夫か？
頭とか打ってないかな、、｣




前髪をかき分けておでこを触る。


、、、｢あっつ！！｣




｢瑞稀？？瑞稀？？聞こえる？｣

意識ないのかな、え、どうしよう！！



｢っ！とりあえず、保健室！！！！！｣

｢瑞稀？ちょっと浮くけど我慢してな。｣



一応断りを入れて、抱き上げる。
軽っ！

ちゃんと飯食ってんのかよ



廊下にいた女子の黄色い声援を、気にも止めず急いで瑞稀を保健室へ運ぶ。


やべ！チャイムなっちゃった！！
少し速度を上げて保健室へ向かう。


｢橋本！廊下を走るなよ！！｣

廊下を走るなと先生に注意された。うっさいな、、



瑞稀が危ないんだよ！！！


あっ！ちょうどいいや

｢先生〜！瑞稀が倒れたんで、保健室運んできまーす。理科室に行って遅れるって言っといて〜！｣

｢敬語を使えよ！、、井上落とすなよ？伝えておくから。｣

先生あざーっす。


いけない、、、！
急いで保健室へ向かわなければ、！

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