In this boring world

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〜瑞稀side〜




鋭い頭の痛みで、目が覚めた。

『ったぁ〜、、』



｢あれ！？瑞稀！大丈夫？！｣

あ、はしもっちゃん。

｢よく寝てたねぇ。もう放課後だよ。｣


ふわふわした夢に誘われ眠りについたら、だいぶ時間が経っていたようだ、。


『ねぇ。はしもっちゃん。 』



｢ん？とうした？｣


『、、、やっぱりいい。』


｢なんだよ。気になるじゃんか。｣



『、抱きしめて欲しい、、』


ふわっとはしもっちゃんのいい匂いに包まれる。

｢ふふふ。仰せのままにお姫様？｣

『っ〜！！お姫様じゃないし、、、。』


｢どうした？寂しくなっちゃった？｣

『いや、、？なんとなく、、？』

｢素直じゃないねぇ〜。｣


『うっさい。』




頭をぐりぐりとはしもっちゃんに擦り付ける。
なんか悔しいもん。



｢もう、無理しちゃだめだぞ〜？｣

『ん。ごめん。』

｢わかったならよ〜し！！｣


｢そろそろ帰るかぁ。送っていくよ。歩ける？｣

『いやいいよ。てか歩けるし。おれ女の子じゃないんだから。』

｢いいの〜。瑞稀はかわいいんだから、黙って俺に甘えておきなさい！！｣

んふふ

謎のドヤ顔を決めたはしもっちゃん。

ちょっと、、お馬鹿な相棒さんだけど、たまには頼ってみてもいいかなぁ〜なんて。


｢よーし！橋本号瑞稀宅行きしゅっぱ〜つ！！！｣


ふはっ。やっぱりはしもっちゃんはお馬鹿な相棒さんみたい。



、、でもっ！

これからは、体調管理を徹底しなければ、！



そう思いながら、はしもっちゃんと共に帰宅路を歩くことにする。




Fin

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