覚悟 ページ9
カムイ「A！心を鬼にしてでも捕まえてくれ！！それも、姉としての役目だと思う！！」
『姉としての、役目……』
神威「いや、いや！たすけて！！」
Aは、戸惑っていた。
けれどそのカムイの言葉によって、覚悟を決めている。そのような目をしていた
『ありがとう、カムイ。私さ……人間として行動していた。
後悔はしないよ。神威、これはあなたにとって苦痛だ。
人間としての役割か。姉としての役割か。
私は……俺はどちらも出来てなかったみてえだな。
人間として、人として。ここでお前を捕まえるか。
姉として、1人の妹を助けるか。
それには一つ、間違いがあった。
姉として、心を鬼にするか……だったな。』
神威「おねえ……ちゃ……ん」
『それから、俺のことはお姉ちゃんと呼ばないでくれ。』
神威「どうして！？お姉ちゃんも嘘をつくの！？」
『嘘をついてるのはお前だろ。偽物め』
『まず一つ気になったのはカムイのことだ。お前が、兄様と慕った彼を忘れるはずがない。
そして二つ目。妹の個性は本。書物ではない。
それからもう一つ、本当の妹の好きな本はアーサー王伝説。』
神威「そんなの、変わるに決まってるじゃない！それに個性は……あの時は、ただ思いつきで！」
『黙れ』
その言葉は、冷たくその場に響き渡った
余りにも低く、強く、冷たい言葉。
自分でもこんな声が出るとは思わなかった
『俺はてめえに構ってるほどお人好しじゃねえ。
返せよ、妹を。そして消えろ、
そう言って、近づいて行く。
偽物はどんどん後ずさり、恐怖を表していた
『はけ。あいつは、どこにいる？』
相手の首に手をかけて、そう声を出す
緑谷「殺 しちゃダメだ！聖籠さん！！」
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ぐだ子 - 煌蘭さん» 本当にありがとうございます！2日に1度は更新できるよう、頑張りますね！他の方々に比べれば、とても駄作ですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年1月4日 20時) (
レス) id: 9d73ceb014 (このIDを非表示/違反報告)
煌蘭 - 過去の内容も濃いし、ギャグの所もとても面白かったです！これからも更新頑張ってください (2019年1月4日 9時) (レス) id: 35685dd061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐだ子 | 作成日時：2019年1月3日 20時
