みんな ページ43
緑谷side
かっちゃんを救出してから二日ほど経った。
寮生活になって、みんな楽しそうに
してるはずがなかった。
少しでも明るくさせようとする切島君たち。
それでも、暗いままだ。
何故なら、襲撃があったあの日から聖籠さんが目覚めない。
聖籠さんの個性の方々も、みんな暗い顔をしていた
僕があの時に走り出さなければ彼女はこんなことになっていなかった。
僕のせいで、こうなった。
麗日「デクくん……」
緑谷「麗日さん…？」
麗日「……」
下を向いて黙ってしまった。
どう声をかけていいのか分からないのだろう。
大丈夫、と言っても確証はない。
それに慰めにはならないと思っているのか。
緑谷「僕は大丈夫だよ！……聖籠さんを、守れなかった。」
麗日「デクくんのせいやない！」
こんなことを言っている間にも聖籠さんは寝ているまま。
少し幸せそうにしているのは、僕の勘違いに決まってる。
あなたside
『こら、口をちゃんと拭きなさい。』
神威「はーい」
神無「もごもごもご」
『ちゃんと飲み込んでから話しなさい！』
神無「ん！」
双子の妹たちはとても可愛い。まだ子供っぽいのに、実際は中学１年生。
母「もうすっかりお姉ちゃんなのね」
父「まだまだ子供だなあ、神威と神無は」
神威「もう中学生！」
『なら自分でちゃんとやりなよ？』
神無「ええー！？お姉ちゃんにお世話してもらいたいからまだ子供ー！」
『おい』
神威「んじゃ私も〜」
父「ハッハッハッ！愛されてるなーA」
母「ふふふ、そりゃあ私の子ですもの。３人とも可愛らしいわ」
『あのなあ、それじゃいつまでたっても自立できないんだよ？』
両親への敬語はだんだん無くなってきた。
この世界では、厳しい稽古もなく、結婚もなく、差別もない。とても幸せだ。
モウ、サメタクナイホドニ
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ぐだ子 - 煌蘭さん» 本当にありがとうございます！2日に1度は更新できるよう、頑張りますね！他の方々に比べれば、とても駄作ですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年1月4日 20時) (
レス) id: 9d73ceb014 (このIDを非表示/違反報告)
煌蘭 - 過去の内容も濃いし、ギャグの所もとても面白かったです！これからも更新頑張ってください (2019年1月4日 9時) (レス) id: 35685dd061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐだ子 | 作成日時：2019年1月3日 20時
