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「大丈夫､父さんと一緒に来たから父さんに聞けばいいよ､一緒に行こう」
荷物を引いて後ろを向くと､人混みしか無かった
「……あれ」
「Aのお父さんはどこ？」
ハリーが背伸びをしたりするが､顔面蒼白のAを探すがすぐ､意味がないことに気づいた
「もしかして…」とハリー
「はぐれちゃったねぇ…」
ハリーが口をあんぐりしながらうわぁと頭を抱えた
「どうしよう､列車への行き方知らないよ…」
「列車の出発は11時だ､あと10分で列車が出る!!」
2人はあわあわしながらとりあえずお互いの肩を叩きあい心を落ち着かせた
だが､時間は刻一刻と迫ってくる
絶望に打ちひしがれている2人の後ろを謎の1団が通る。
2人の耳にこんな言葉が飛び込んできた
「──マグルで混み合ってるわね。当然だけど」
2人は急いで振り返った。ふっくらしたおばさんが揃い揃って燃えるような赤毛の4人の男の子に話しかけていた。
みんな2人と同じようなトランクを押しながら歩いている
それに「ふくろう」が1羽いる
急いで顔を見合わせた
「マグルって…」
「とりあえず追いかけよう」
胸をドキドキさせ､2人ははカートを押してみんなにくっついて行き､みんなが立ち止まったので2人もみんなの話が聞こえるぐらいの所で止まった。
「さて何番線かしら？」お母さんが聞いた
「9と3/4番線よ」と小さな女の子が甲高い高い声を出した。この子も赤毛だ
お母さんの手を握って「ママ､あたしも行きたい…」と言っている
「ジニーあなたはまだ小さいからね。ちょっとおとなしくしてね…はい､パーシー先に行ってね」
1番年上らしい男の子がプラットホームの《9》と《10》に向かって進んで行った。2人は見過ごさないように気をつけた。
ところが男の子がちょうど二本のプラットホームの分かれ目にさしかかった時､2人の前にわんサカと旅行者の群れがあふれてきた。
最後のリュックサックが消えた頃には男の子も消え去っていた
「フレッド､次はあなたよ」とふっくらおばさんが言った
「僕フレッドじゃないよ。ジョージだよ…
まったくこの人ときたら､これでも僕たちの母親だってよく言えるよな。僕がジョージだってわからないの？」
「あら、ごめんなさいジョージちゃん」
「──冗談だよ。僕がフレッドさ!!」
と言うと男の子は歩き出した。
双子の片方が後ろから急げと声をかけた。一瞬のうちにフレッドの姿は消えていた…でも一体どうやったの？
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
