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ダイアゴン横丁に辿り着く
「A､ここがダイアゴン横丁だ」
「知ってるから離れて」
着く前からずっと私の腕を掴んで離さないロルフにとことん嫌気がさした
「こんなに人がいる。もしAが迷子になったら…」
「子供扱いしないでよ､私は教科書見てくるから兄さんは杖でも買ってきたら？」
「そうだ､ニンバス2000！あれが見たかったんだ､Aー！もし何かあったら叫ぶんだ！駆けつけるから！」
走りながらあんな大声を出して恥ずかしくないのだろうか
溢れかえる人を避け､Aは店の看板を凝視した
フローリシュ・アンド・ブロッツ書店と看板に目立つよう書いてあった。多分ここなら一式揃う
突然､足元でゴソゴソと何か動いているのを感じた
その生き物は長い鼻､黒と白が混ざった毛並み。特徴的なお腹にあるポケット
「ニフラー､私の靴の飾りを取ってどうするつもりなの？」
ニフラーはこちらを見ながらゆっくりポケットに飾りを運ぶ
「没収だよ」
そう言い､体を持ち上げると金属と金属が触れ合う音がした
思わずポケットに手を突っ込むと金貨やアクセサリーが出てくる出てくる…
「よくないよ？」
Aは笑いながらポケットにニフラーを落とした
このニフラーもおじいさんに貰ったニフラーで､まだ私が小さい頃にベイビーニフラーとして譲り受けた。日頃から内ポケットに入れて一緒に行動していたが…外出して帰ったらやけにニフラーが重くなっている
ニフラーは輝くものに惹き付けられる性質を持っているため仕方の無いことだけど…
「君は少し盗りすぎだね」
「へ…変身…あった」
自分よりも2倍ある棚を登り変身術の本を手に入れた
「あの」
「？」
「その本､取ってくれないかな？」
「あぁ──変身術入門で良い？」
丸メガネで綺麗な緑の目の男の子に分厚い本を手渡した
「ありがとう!」
「貴方もホグワーツ？」
「そうなんだ､君は何処の寮に入るの？」
「行ってみないと分からないけど､私はハッフルパフかな､家柄がみんなハッフルパフだし…貴方はどこだと思う？」
「多分僕もハッフルパフだよ」
「一緒だといいわね､貴方名前はなんて言うの？」
「ハリーだよハリー・ポッター」
Aは本を落としてしまった
「待って､貴方ハリー・ポッターなの?!」
「そうだよ」
「…会えて光栄だわハリー､私はA・スキャマンダーよAって呼んで」
互いに握手を交わすとドスンドスンと地鳴りが聞こえた
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
